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[ボクシング]西岡V7戦はベガス「MGMグランド」…WBC世界Sバンタム級

ベルトを肩にポーズをとる西岡

 ◆プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・西岡利晃―同級2位・ラファエル・マルケス(10月1日・米ネバダ州ラスベガス・MGMグランドホテル&カジノ)WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃が10月1日(日本時間2日)に米ネバダ州ラスベガスで、元2階級王者で同級2位のラファエル・マルケスと7度目の防衛戦に臨むことが26日、発表された。KO率78%の世界的名手を挑戦者に迎える一戦は日本人初となるラスベガスでの防衛戦。しかも舞台は幾多の好試合を生んできたMGMグランド。「キャリアの中で一番のビッグファイトになる」と力を込めた。

 夢にまで見た本場のリングで実現するスーパーファイト。西岡はV7戦の生中継を予定するWOWOWの都内でのイベントに出席し「世界的に名の知られるマルケスとラスベガスで戦えるのはワクワクする」と興奮を抑えるように語った。

 日本人王者初のラスベガス防衛戦。舞台は「数々の名勝負が行われてきた世界最高峰の会場」(西岡)というMGMグランド。聖地中の聖地でメーンイベントを飾る。

 マルケスは46戦中36KOを誇る右の強打者。激しい打ち合いが持ち味の元2階級王者だ。かつて西岡と同じベルトを保持したことがあり、王座返り咲きを狙う。

 過去6度の防衛のうち5度をKOで決めてきた王者は「今までのキャリアの中で一番のビッグファイト。見る人も満足できる試合ができれば」と気合を入れ直した。
最年長更新だ 陣営は4月のV6戦後からラスベガス防衛戦へ動き始め、今回、米大手プロモート会社トップランク社と提携し、実現にこぎ着けた。試合は日本とメキシコ、全米でも中継が計画されている。

 25日に35回目の誕生日を迎えた。単身東京で練習に励む中、兵庫・尼崎市の自宅に住む長女・小姫ちゃん(5)から「お仕事頑張って!」と書かれたお祝いのカードが届き「これは頑張らな」と表情を崩した。元WBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)の34歳8か月を塗り替える日本人最年長防衛記録がかかる一戦には家族を呼び寄せるつもりだ。09年5月のV2戦で敵地メキシコでジョニー・ゴンサレスをKOで沈め、今の地位を固めた。「マルケスに勝つことで西岡の名前が世界のファンに認知されると思う」。この勝負所をものにし、歴史に名を刻む。

 ◆MGMグランド 1963年開業の巨大カジノホテルで、約1万7000人収容の「ガーデンアリーナ」と約6000人収容の「ホテル&カジノ」の施設を持つ。97年6月のWBA世界ヘビー級戦では挑戦者マイク・タイソンが王者イベンダー・ホリフィールドの耳をかみちぎる反則行為を行った。近年では元6階級王者オスカー・デラホーヤ(米国)も主戦場とし、08年12月に当時4階級王者だったマニー・パッキャオ(フィリピン)とのノンタイトル戦で8回TKO負けを喫し、引退した。

 ◆ラファエル・マルケス 1975年3月25日、メキシコ生まれ。36歳。95年3月、プロデビュー(8回KO負け)。03年2月にIBF世界バンタム級王座奪取(7度防衛)。07年3月、イスラエル・バスケス(メキシコ)からWBC世界スーパーバンタム級王座を奪取し、2階級制覇。同8月のバスケスとの再戦となった初防衛戦でTKO負けし、王座陥落。身長165センチ(リーチ174センチ)の右ファイター。兄のファン・マヌエル(37)は3階級王者。

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(2011年7月27日10時45分  スポーツ報知)

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