［ライフ］【ケンタロウのひと皿勝負】だし巻き卵他　最後ひと巻きを丁寧に　それだけ！＋（1/5ページ）（2011.9.8 17:01）

　卵焼きを上手に作れる人はいかにも料理がうまそうだ。たしかに卵焼きを作るのはそれなりに慣れや技術が必要で、作ったことがない人には敷居が高く感じられるかもしれない。

　しかし、やってみれば案外何とか形になってしまうもので、ぜひ躊躇（ちゅうちょ）せず挑戦してみてほしい。

　まず必要なのは、例の四角いフライパンのような卵焼き器だ。普通のフライパンでも作れるけれど、かっちり四角い卵焼きを作ろうと思ったらこれがなければ始まらない。

　で、肝心の「焼き」。卵液は数回に分けて加えて巻いていくのだが、最初に流し入れる卵は、ある程度芯になりさえすればいいので、最初からきれいに巻く必要はまったくない。適当にまとめて端によせればいい。それを芯に次々巻いていく。その後も、極端にいえば最後のひと巻きさえきれいに巻かれていれば、途中はどうなっていてもいい。最後ひと巻きを丁寧にやる。それだけ。そう考えて気楽にやれば、たぶんうまくできます。

　今回のはだし入りでやわらかいので、巻くのに少し神経がいるともいえるけど、卵だけの時よりもすぐに火が通らなくて時間的な余裕があるともいえる。まずはやってみてください。