男はつらいよ(1969)
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【解説】 日本を代表する国民的人気シリーズ映画の、記念すべき第一作。前年にフジテレビで放送された連続テレビドラマが人気を得たが、最終回で主人公の寅さんがハブにかまれて死亡していまい抗議が殺到したため、脚本を手がけた山田洋次が映画化することになった。映画版もヒットし、結局シリーズ合計48作品が制作された。中学生のときに家出した車寅次郎は20年ぶりに葛飾柴又に帰ってきた。しかしさっそく妹さくらの見合いをぶち壊してしまい、再び家を出ることにする。奈良を訪れた寅次郎は幼なじみの冬子と再会し、彼女に恋をしてしまうのだが…。 【関連作品】
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このSeries、「釣りバカ日誌」と併映されてからは「釣りバカ」に食われ気味だったが、やっぱりマンネリ化してたのかもね。
その「釣りバカ」だって回を重ねるに連れ、マンネリ化したもんなぁ。
さくらが撮影当時28歳とは思えん可愛らしさ。
マドンナ役の光本幸子(26歳)の方が老けて見えますよ。
私もこの作品のClimaxはさくらとヒロシの披露宴のSceneだと思う。
特に志村喬の挨拶のSceneでは泣けてしまった。
こんなSceneで涙すると言う事は私も年取ったと言う事か。
WOWOWでは12月から来年1月にかけてSeries全作放映との事。
スーパーマンSeries一挙放映も良かったが、やってくれますなWOWOWさん。
渥美が淀みなくしゃべるテキ屋言葉は彼が体得したもので、感激した山田洋次がこれを生かそうと脚本したという。
時々受ける質問。
その1)「フーテン」って何?
この時代を経験していないと解りにくい。辞書を調べてもしっくり来ないし、辞書自体もページ数の制約上、舌足らずな説明だ。「フーテン」を辞書で引くと、漢字の「瘋癲」があって、この意味は端的に言えば「気違い」。だが「フーテン」は違う。「フーテン」とは、当時、家出して新宿辺りでたむろってシンナーなんかを吸ってふらふらとしていた少年少女たちを指す(ここまでは辞書に載っている)。では、なぜ「フーテン」なのか?警察に補導されても、彼らは家出人なので「住所不定」として扱われる。つまり、警察官が「住所不定」の「フテイ」を、軽蔑から、瘋癲の意味合いを込めて「フーテン」と呼んでいたものが、世に広まったのだ。しばしば、アメリカの「ヒッピー」と対比されたが、全然別のもの。
…で、「フーテンの寅さん」とは「住所不定の寅さん」、「風来坊の寅さん」のこと。決して「瘋癲の寅さん」ではない。寅さんは自分のことを「あたまが悪い」と言うが、それは「学校の勉強ができない」とか「処世術を知らない」と言っているだけだ。
その2)志村喬の“読めない役名”「〓一郎」って何?
さくらと博の結婚式で、司会者が読めなくて、「すわ、‥‥いちろうさま」と紹介する役名「〓一郎」。「〓」は「“風偏”と“火”を3つ“森”のように並べた旁の字」。Unicodeにはあるが、JIS漢字にはないので表記できないことが多い。音は「ヒョウ」、訓は「つむじかぜ」。個人のホームページでは「飃」(“風偏”に“票”)や、「“風偏”に“炎”の字」とよく間違えられている。どちらも、音訓は上記と同じ。
…で、役名「〓一郎」は「ヒョウイチロウ」。
御前様の娘はAのタイプの中では最も嫌いなマドンナだ。
寅さんとの約束をすっぽかしても屁とも思っていない。
少しはかがりさん(あじさいの恋)やリリーを見習えってなもんだ。
06-11-13追記:マドンナ役の光本さんて最近じゃ山田監督の「隠し剣 鬼の爪」でヒロインをいじめる鬼姑役やってたっけ(うまかった)。
とらやのおいちゃん役はどの代も皆好きだが、森川信さんの「バカだね〜」はやっぱり最高!
さくらだけは好人物かとも思えたが、登場シーンなどでは、やはりむかついた。
しかしラスト十分の二ほどのさわやかさときたら一体何なんだ。寅さんさえさわやかなんだから困る。
実に優れた快作。
この映画では渥美だけが下町弁でさかんに啖呵を切りますが、それが口先だけなのが江戸っ子らしくて面白く、それがこのシリーズに人気の出た理由だと思います。色々エピソードはありますが、私はこの映画のハイライトは妹、倍賞千恵子の結婚式だと思います。余興の「西瓜の名産地」という歌も面白いですが、志村喬の挨拶を聞いていて流石、名優だと思いました。
矢切の渡しが出てきますが、もともと「野菊の墓」で知られていたのが、この作品群で一気に有名になったと思います。私は佃の渡しに乗ったことがあるだけですが、現在、東京に残っているのは、ここだけらしいのは寂しいです。
ただ、寅のキャラクターは破天荒すぎて、人間関係ばかりか映画そのものをも破壊しかねない。それらが絶妙なバランスで調和されているなあ、とも感じました。つまり、これが48作も続いたということは、どこかで何かが失われたんだろなあと。7
(それにしても、この1作目から劇場で見られたことは幸福な映画体験だ。松田さん、倉敷東映さん、ありがとさんです)
初代マドンナは光本幸子で、御前様の娘役。面長の顔立ちといい笠智衆と似ていてぴったりのキャストだ。
しかしこの作品では、寅さんの恋よりも、妹さくらの縁談と、寅屋の隣の印刷工場で働く博と結婚にいたるまでのエピソードが中心になっていて、倍賞千恵子が若くて綺麗で、一番気合の入っている作品だ。