暴力のない世界に対する憲章

2006年に開催された第7回ノーベル平和賞受賞者世界サミットでは、2005年以来毎年サミットに参加しているノーベル平和賞受賞者によって話し合われてきた非暴力に関する普遍的宣言である「暴力のない世界に対する憲章」が作られました。

2006年に開催されたローマサミットに参加したノーベル平和賞受賞者は、憲章の初版を承認し、憲章を支持する他の受賞者の署名を集め始めました。2007年にローマで行われた第8回ノーベル平和賞受賞者世界サミット開催中に、憲章はついに承認され、国際プレスに対して発表されました。

憲章は、原則を定めた文書であり、貧困、経済的搾取、環境破壊、人種的偏見を含むあらゆる暴力に反対する平和文化の構築を国際社会に訴える厳粛たる12のアピールを含んでいます。つまり、暴力のない世界の構築がまさに人類の生存と発展を確実にする極めて重要な一歩なのです。