森元首相、次期衆院選に不出馬の意向
自民党の森喜朗元首相(75)(衆院石川2区)は23日、次期衆院選への対応について「今期限りだと早くから決めていた」と述べ、立候補しない意向を明らかにした。
読売新聞の取材に答えた。
森氏は、22日に地元の石川県能美市で開かれた会合でも「若い人に譲り、次の選挙への出馬を見合わせようと思っている」と述べていた。森氏の後継候補は決まっていないという。
森氏は同県根上町(現能美市)出身。1969年に衆院初当選し、現在14期目。文相、通産相、自民党幹事長などを歴任し、2000年4月に脳梗塞で倒れた小渕恵三首相の後を受け、第85代首相に就任した。
在任中は、00年7月の沖縄サミット(主要国首脳会議)の議長を務めたほか、IT(情報技術)基本法の制定などに尽力した。01年2月のハワイ沖の実習船「えひめ丸」沈没事故を巡り、対応の不手際を批判され、与党から退陣要求が噴出。同4月、就任から1年余りで退陣した。
首相を退いた後も、党内の最大派閥の領袖として自民党政権時代に強い影響力を行使。森氏はロシアのプーチン大統領と親しく、政権交代後も日露外交に関わってきた。最近では、社会保障・税一体改革関連法案について、自民党執行部に賛成するよう働き掛けた。
(2012年7月23日11時38分 読売新聞)
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