少女漫画界の巨匠、
萩尾望都の不朽の名作がドラマCDでよみがえる。
バンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアラン。
彼らは美しい少年の姿で永久の時間を生きています。
1972年より連載が開始され、多くの女性を虜にした『ポーの一族』。
その物語はふたりの少年を基軸として展開していきます。
凛としたエドガーに、幼さを残した少年アラン。
この難しい役柄を、現在若い女性たちの支持を集めている声優、
松岡さんと江口さんが見事に演じきりました。
決して同じ時間を過ごすことのできない、取り残されていく切なさ。
物語は色々な感情に触れる内容となっております。
老いない身体の少年たち、その綺麗な青い瞳はまっすぐに人間たちを
見つめています。
そんなエドガー、アランに魅了される人々を豪華キャスト陣が演じました。
男性キャストのみとなった今回の収録現場。
バンパネラになりたいか?との質問にキャスト陣は口をそろえて
「なりたくない」と言います。
エドガーを演じた松岡さんは、
彼らバンパネラの孤独な生き方は寂しすぎると語りました。
2013年の今、青春を謳歌する女性たちに届けたい、美しい物語。
そして、かつて少女であった人にエドガーたちと
生きた時間を振り返っていただきたい。
『ポーの一族』は登場人物の数だけストーリーがあります。
ぜひ聴く度に目線を変えて、何度も楽しんでいただきたいと思います。
これからも私たちの思い出の中で、彼らは永遠に生き続けることでしょう。
【作品概要】
1972〜76年「別冊少女コミック」連載。第21回小学館漫画賞少年少女部門受賞。
永遠の生命を与えられたバンパネラ(吸血鬼)の少年とその一族、
彼らの200年にもわたる放浪と情愛を描いた幻想的で壮大な叙事奇譚である。
美しく繊細で、儚くも綿密に織り込まれた物語に当時の読者たちは熱狂し、
少女漫画のバイブルとなった。
時を超えて今なお語り継がれ、その魅力は色褪せることはない、
少女漫画史上、最高傑作の呼び声も高い歴史的な名作である。
【あらすじ】
青い霧と黄昏に住む、永遠の時を生きるバンパネラの一族ポーツネル家。
その一族にエドガーとメリーベルという兄妹がいた。
子どもの姿のまま生き続け、100年の時を共に過ごす兄妹だったが、
ある時バンパネラを恐れる人間の手によって、メリーベルは殺されてしまった。
最愛の妹を失ったエドガーは、その悲しみを癒すために、
アランという少年の血を吸い、彼を仲間に加える。
エドガーとアラン、二人のバンパネラの物語が始まる。
エドガー / cv.松岡禎丞 200年の時を生きているバンパネラの少年。元は親に捨てられた孤児で、 14歳の時に長老に選ばれて一族に加わった。思慮深く冷静沈着。 場合によってはためらいなく人間を手にかける冷酷さを持つが、 メリーベルやアランに対しては深い愛情を持つ。 時が止まったままで生きていかなければならない バンパネラの宿命に葛藤する。 |
アラン / cv.江口拓也 エドガーと共にバンパネラとして生きることを選んだ少年。 元は名のある貿易商会の子息だった。 熱しやすく浮ついた性格でエドガーとは対照的だが、 心の根は優しく、純真。 人間の少女エディスに恋をする。 |
メリーベル エドガーの妹で、バンパネラの少女。 兄と同じく元は孤児。可憐で、心優しい性格、 美しく透き通った銀の髪をしている。 身体が弱く、エドガーに守られながらの日々を送っていたが、 バンパネラを恐れた人間によって銀の弾丸を撃ち込まれ、 塵となってしまう。 |
クリフォード / cv.関俊彦 港町に住むハンサムな恋多き医師。 あることからエドガーたち一家がバンパネラであることに気づき、 ついには妹のメリーベルに手を掛ける。 |
マチアス / cv.平川大輔 ギムナジウムの生徒。 足が不自由だが繊細な性格で、 校内の荒れ果てていた温室を一人で手入れし、 薔薇を始め様々な花が咲く場所にする。 アランにプラトニックな恋心を抱くが、 後にバンパネラの正体を見抜いてしまい……。 |
ロビン・カー / cv.堀江一眞 かつてギムナジウムにいた少年。 エドガーたちが訪れる2年前の5月、 図書館の張り出し窓から落ちて死んでしまう。 幼い頃に出会ったエドガーとアランを「天使」だと信じ、 再び彼らが迎えにくることを待ち続けていた。 |
キリアン・ブルンスウィッグ ガブリエル・スイス・ギムナジウムの生徒。 エドガーたちと同じクラスでお山の大将的存在。 子どもたちの中では大人っぽい雰囲気を持ち、 普段は明るいが時折り物憂げな表情ををみせる。 |
エディス アランが恋をする、エドガーにそっくりな容姿をした14歳の少女。 実は、かつてエドガーが人間として生まれたエヴァンズ家の子孫。 幼い頃に、姉のシャーロッテを火事で亡くしており、 現在は古物商を営む二人の兄とつつましく暮らしている。 |
オービン / cv.土師孝也 自称魔法使いの紳士。魔法使いを廃業すると決めた日にエドガーに出会い、 その魔性に魅せられて、生涯を賭けて彼の影を追う。 バンパネラの存在と、彼らがこれまで関わってきた人々を知る人物。 |
【商品情報】
◆タイトル:『ポーの一族 エドガーとアラン篇』 ◆キャスト:松岡禎丞、江口拓也、平川大輔、土師孝也、 関俊彦、堀江一眞、中國卓郎 ◆発売日:2013年3月22日 ◆価格:2,500円(税込) ◆発行元:映劇株式会社 ◆発売元:株式会社スタンダードマガジン 全国一部書店、一部CDショップにて発売!! ※購入者特典:朗読会先行購入案内封入 |
◆TRACK 1 ホームズの帽子 2 ペニーレイン 3 回想「ポーの一族」 4 小鳥の巣 5 エディス 6 CAST TALK (松岡禎丞×江口拓也×堀江一眞) |
【ドラマCD『ポーの一族 エドガーとアラン篇』通販】
<受付期間>3/27(水)〜4/11(木)
<振込>銀行のみ。
<発送>入金確認後、クロネコヤマト速達メール便にて即日発送。
詳細はこちら←http://www.eigeki.jp/?page_id=709
【スペシャル】
色紙プレゼント
『ポーの一族 エドガーとアラン篇』出演声優色紙プレゼントキャンペーン決定!
◆エドガー役の松岡禎丞さん、アラン役の江口拓也さん、
マチアス役の平川大輔さんを含む出演者7名のサイン色紙
◆オービン役の土師孝也さんのサイン色紙
◆クリフォード役の関俊彦さんのサイン色紙
◆ロビン役の堀江一眞さんのサイン色紙
◆盗賊役の中國卓郎さんのサイン色紙
<応募方法>
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ださい。
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願いいたします。
その際に必ず、ハッシュタグ #ポーCD をつけてください。
例)ドラマCD『ポーの一族 エドガーとアラン篇』を聴いた感想。 #ポーCD
上記の手順で参加できるキャンペーンとなりますので、
この機会にフォローの程、お願い申し上げます。
締切は4月14日(日)、21時迄となります。
当選された方には、e☆starの公式アカウントよりTwitterのDM(ダイレクトメッセ
ージ)にて、ご連絡を差し上げます。
朗読会情報
『ポーの一族』朗読会開催決定!!
e☆star朗読会『ポーの一族』」詳細
◆開催日:2013年4月21日(日)
◆開催場所:日本赤十字看護大学 広尾ホール
◆チケット料金:¥4,000(税込)
◆出演者:松岡禎丞、江口拓也、平川大輔
詳細はこちらから
試聴
キャストコメント
松岡禎丞(エドガー・ポーツネル)
江口拓也(アラン・トワイライト)
平川大輔(マチアス)
関俊彦(クリフォード)
土師孝也(ジョン・オービン) 企画・製作 映劇株式会社
【今回、どういったイメージで演技をされましたか?また。いつも演技の時に心がけていることはありますか?】
演じるときはいつもその役の気持ちになりきって「自分だったら」と考えます。
アランはエドガーとは異なる魅力があるので、
その幼さをストレートにさらけ出す場面を素直な気持ちで演じさせていただきました。
【作品について一言】
特に印象に残っているのが、エドガーがアランを叩くシーンです。
「小鳥の巣」ではアランがエドガーに対して感情をさらけだすシーンがあり、
それまで従順であったアランがエドガーに反発するのは演じていても熱が入りました。
【ご自身は、エドガーとアランどちらに似ていると思われますか? またその理由も教えてください。】
自由感がアランかなと。
アランは自分の想いをまっすぐに伝えるので、その辺はうらやましく思います。
【今回、どういったイメージで演技をされましたか?また。いつも演技の時に心がけていることはありますか?】
キャラクターの表情や感情、心情などを、
出来るだけ原作に沿った形で表現できたら良いなぁと思いながらやらせていただきました。
「キャラクターの呼吸を大切にしたい」と思いながら、常々やらせていただいているつもりです。
【作品について一言】
非常に繊細な作品だと感じました。
その分、自分がやらせていただく上では難しく、プレッシャーも感じました。
【ご自身は、エドガーとアランどちらに似ていると思われますか? またその理由も教えてください。】
僕自身は、彼らのような孤独な運命を背負って生きていくには、
色々な部分で強さが足りない人間なので、どちらにも似ていないと思います。
【今回、どういったイメージで演技をされましたか?また。いつも演技の時に心がけていることはありますか?】
すくないシーンの役ほど、
演じる人物の、物語の中での役割を大切にしなければならないので、
メリーベルの死という、エドガーとアランにとっての最大の事件を、できるかぎり印象付けようと心がけました。
【作品について一言】
今回のCDは、
ほぼ全体的にエドガーとアランの二人語りで進んでゆく、
今までにあまりない構成のドラマCDだと思いました。
【ご自身は、エドガーとアランどちらに似ていると思われますか? またその理由も教えてください。】
エドガーもアランも、どちらも特別な存在のキャラクターなので、
どちらに似ているか、 というのは、あまりに遠い質問ですね。
【今回、どういったイメージで演技をされましたか?また。いつも演技の時に心がけていることはありますか?】
この作品では「おだやかな心と人生の思い出」をイメージして演じました。
さらに「作品から吹いてくる風を感じること」を心がけました。
【作品について一言】
人物の時間軸がどこにあるのかが難しかったです。
【ご自身は、エドガーとアランどちらに似ていると思われますか? またその理由も教えてください。】
エドガーかな?人生の過去を振り返ったりするのでね(笑)
【STAFF】
原作 萩尾望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックススペシャル刊)
構成・脚本 土橋郁哉(実相寺組)
演出・プロデューサー 豊陽子
音響監督 亀山俊樹、郷文祐貴(株式会社グルーヴ)
ミキサー 熊倉亨
効果 FIZZサウンドクリエーション 北方将実
音楽 Grooove
スタジオ STUDIO T&T;
音響制作プロデューサー 坂上貴彦(LandQ stud io's)、関智寛(株式会社グルーヴ)
音響制作 株式会社グルーヴ
プロデューサー 高橋正佳
製作 庄司清彦
協力 小学館、文京学院公野研究室