時は江戸時代。人里離れた一軒家があった。
その入り口には、荒れ果てた普請には不似合いな愛らしい市松人形が飾られていた。
野盗に殺された娘の怨念が乗り移ったその人形は、旅人や猟師を誘い込んではその血をすすり、永遠の若さを保っていたのだ。
迷い込んだら最後、ここから出ることはできない...
古来より人形には霊が宿りやすいと言われている。現実の幽霊スポットに人形工房やぬいぐるみ倉庫が多いのもそのためである。あなたにもおぼえがないだろうか。真夜中の寝室で、ひとりぼっちの留守番で、おもちゃの人形の視線を感じたことが...
その人形が動き出し、あなたの命を狙うとしたら・・・
時代劇黄金時代を支えた撮影所のノウハウをつぎ込んだ美術セット、ライフマスクから型取りしたリアルな死体造形、そして俳優陣迫真の演技が、まがまがしい悪夢の世界を再現する。
あなたはこの恐怖に耐えることができるか?
【場所:アトラクション広場(お化けゾーン)】