【大分】歴史

Q.『朝鮮日々記』についての資料はないか。

『朝鮮日々記』は、臼杵安養寺の僧慶念が臼杵城主太田一吉に仕える医僧として、豊臣秀吉の朝鮮出兵(慶長の役)に従軍した際の日記です。日記は1597年(慶長2年)6月から翌2月に渡るもので、狂歌をまじえながら、戦争の記録とその悲惨さ、望郷の念などがつづられています。秀吉の朝鮮出兵を当時の人々がどのようにとらえていたか、また一真宗僧として慶念がどう感じていたかなどが分かる貴重な資料です。出立のときに詠んだ歌「二たひと帰らん事もまたかたしいまをわかれの老か身そうき」には、62才にして戦場に旅立つこととなった慶念の覚悟が感じられます。

参考資料

  • 『臼杵市史 上』 臼杵市 1990年(K252/U95/上)
  • 『大日本史 列伝巻10,臼杵安養寺朝鮮日々記』 (碩田叢史291、292)
  • 大分県立大分図書館 1993年(K090/SE25/複669)
  • 『朝鮮日々記』 佐伯史談会 1964年(K251/KE25)
  • 『朝鮮日々記を読む』 法蔵館 2000年(210.4/2000)

キーワード

  • 朝鮮日々記
  • 慶念
  • 安養寺
  • 慶長の役