人気デュオ「ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓ」が１２日、最新アルバム「Ｌ ａｌｂｕｍ」の発売を記念したスペシャルライブを東京・丸の内のコットンクラブで行った。デビュー１６年間で過去最少規模となるプレミアムライブ。約６００倍の倍率を勝ち抜いた１２０人のファンを無料招待し、一足早い歌のクリスマスプレゼントを贈った。２人はファンとの密着ぶりに大満足の様子だった。
最前列のファンとは約５０センチの超至近距離。普段のドームコンサートとは違う「激近」ライブに、２人も異様なテンションの盛り上がりをみせた。１６年の歴史で、動員は最も少ない１２０人。０９年に「Ｊ ａｌｂｕｍ」のリリースを記念し、首都高の「大橋ジャンクション」で２４６人限定のイベントを行ったことはあったが、それをしのぐプレミアムライブ。約７万２０００通の応募から実に６００倍ものプラチナチケットとなった。
息遣いまで聞こえるほどの近さだ。ライブレストランのため観客のスタンディングは、なし。登場するやいなや、堂本光一（３４）は「今までキンキでやってきたなかで一番近い。高さ的に、視線がオレの股間にくぎ付けですもんね」と爆弾発言。堂本剛（３４）も「みなさんが思ってた以上にカッコいいことに気づいてもらえたと思う」と笑わせた。
ライブでは、新アルバムから玉置浩二（５５）提供の「むくのはね」、奥田民生（４８）が提供した「スピード」など６曲を披露した。会場のファンからは「お金払うからもっと歌って～！！」とリクエストの雄たけびが響いたが、光一は「お金でなんでも解決したらあかん」とユーモアたっぷりに返答。小規模な会場ならではのファンとの当意即妙なやりとりを満喫していた。
大みそか、元日は恒例の東京ドームコンサートを敢行。自身の持つ「単独アーティスト」の公演数を４８公演に更新する。元日は、光一の３５回目のバースデー。剛は「俺は毎年プレゼントあげてるのに、１回も返してもらったことない」とチクリ。「来年は、十何年分のプレゼントよこせよ！！ 車とかもらわんと済まされへんぞ」と、こちらは“大規模”なお返しをおねだりしていた。
[2013/12/13-06:03 スポーツ報知]
