|
日本最古?明治時代のアニメフィルム、京都で発見 見つかったフィルムは35ミリサイズ。セーラー服を着た少年が黒板に「活動写真」の文字を書き、振り向いて敬礼するまでを50コマの絵で描いている。1秒16コマで上映すると約3秒の動画。連続上映できるようにループ状につないであった。セルロイドのフィルムに直接絵を印刷する合羽(かっぱ)版と呼ばれる手法で、黒と赤の2色を使っている。作者などは不明だ。 京都市内の旧家で、映写機3台、時代劇映画や短い外国製アニメなどのフィルム10本とともに保管されていたのを、映像史研究家の松本夏樹・大阪芸大非常勤講師(53)が入手した。 「合羽版は(動画ではない)幻灯フィルムを印刷するために明治期に使われた技術。一緒に保管してあった映写機の製造年代などから、遅くても明治40年代の制作と判断される」と松本さんはみる。 写真:発見された明治のアニメフィルムの一部 「asahi.com」 2005年7月31日 Copyright 2005 Asahi Shimbun 記事の無断転用を禁じます。
|
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。 掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。 Tel:日本(03)3449-8256 北京 (010) 6536-8359 MAIL:info@peopledaily.co.jp |