「ちょっとかわいく転びすぎましたよね。本当に、あれは。転ぶんだったら、もっとがっつりいけばいいのにさ。なんかコテンみたいな感じで。あれ、ちょっとかわいすぎたなと思って(笑)。本当にちょっと着地に失敗しただけで、なんにもないんですけど、絶対にファンのみなさんは心配してくれるんだろうなと思ったんで、とりあえずブログに書いたんですよ」
事件がヤフーのトップにも掲載され、友達からたくさんメールが来たり、ブログにファンからのコメントが寄せられたりしたという百田。「なんか申し訳ない」と語る彼女だが、肉体的、あるいは精神的なダメージは本当になかったのだろうか?
「昔だったらエビ反りを失敗していたら、超落ちこんだと思うんですよ。なんかちょっとトラウマになっちゃうかな、ぐらいな感じだったと思うんですけど、今は、あのコケをしたことで、むしろ、今まで以上にエビ反りが楽しくなったんですよ、飛んでて。だから1回、失敗しておいてよかったなって」
しかし、失敗した次の博多公演ではさすがに緊張し、「ここでコケたら、私、最悪じゃん。もう立ち直れないよ」と思ったという百田。それゆえ、ジャンプが無事成功した時には「思わず目の前の人とかに『ベーッ』ってやった」そうだが、「今は全然、楽しく飛べますよ」と語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.111(2013年12月12日発売/太田出版)