インドでまたも集団レイプ―デンマーク人女性が被害

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  • PREETIKA RANA AND R. JAI KRISHNA

[image] Reuters

女性が被害にあった現場を調べる捜査官

  【ニューデリー】インドの警察当局が明らかにしたところによると、ニューデリーで14日夜、デンマーク人の女性観光客(51)が集団レイプされ、所持品を奪われる事件が起きた。女性は事件の翌日にインドを出国した。同国では残虐なレイプ事件が相次いでおり、国内外で関心を呼んでいる。

 この女性は、博物館から徒歩でホテルに帰る途中、道を尋ねようと立ち止まったところ、ナイフを持った犯人グループに声を掛けられた。女性が警察に語ったところでは、8人の男に乱暴された後、人気のない道路に放置されたという。

 地元警察によれば、犯人グループは捕まっていないが、容疑者は特定され捜査が行われているという。

 2012年にニューデリーで23歳の女子学生が集団レイプされ死亡した事件を受け、インド国内で女性蔑視の風潮に対する批判が高まり、女性保護のための法律が制定された。

 性犯罪が公に議論され、レイプされた女性が被害届を出すようになり、デリーで報告された13年のレイプ件数は12年の2倍以上に達している。

 旅行会社によると、レイプに関する報道を受けてインドの海外での評判は落ちている。インド観光局によれば、昨年の外国人観光客の増加率は08年以降で最低となった。

 昨年12月には、6月に米国人観光客を集団レイプした3人の容疑者に有罪判決が言い渡された。8月には、3月にスイス人観光客を集団レイプした6人の容疑者が終身刑を宣告されている。

 インド当局は、人気観光地の警備態勢を強化するとともに、旅行業者に対して女性観光客への配慮を求めるキャンペーンを開始したと話している。

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