低迷のマンＵ、モイズ監督解任か　英紙一斉に報じる

　サッカーの日本代表ＭＦ香川真司が所属するイングランド１部マンチェスター・ユナイテッド（マンＵ）のデービッド・モイズ監督が解任される可能性が高まった。デーリー・テレグラフ（電子版）など英各紙が２１日、一斉に報じた。

　マンＵは今季、欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）、イングランド協会杯、イングランドリーグ杯でいずれも敗退。２０日に敵地でリーグ戦のエバートン戦にも０―２で敗れたばかり。リーグ戦は４試合を残して７位に低迷しており、１９９６～９７年シーズンから出場を続けていた欧州ＣＬの出場権も逃した。

　モイズ監督は昨季限りで退任したファーガソン前監督の後任としてマンＵの監督に就任。６年の長期契約を結んだが、チームをまとめ切れていなかった。（ロンドン＝河野正樹）