1月 5 2011
2010年のキーワードは「情報流出」 セキュリティ十大ニュース
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は12月24日、セキュリティ十大ニュース選考委員会による「JNSA 2010 セキュリティ十大ニュース」を発表しました。
2010年は、警察内部資料とみられる国際テロ関係の情報がインターネットに流出した問題や、尖閣諸島沖で中国漁船が衝突した映像が流出した事件で海上保安官が流出を認めた事件がおき、また、アメリカの外交文書が次々と暴露されたWikiLeaks(ウィキリークス)問題もありました。
JNSA・大木 栄二郎氏は「2010年を代表するキーワードは「情報流出」と言わざるを得ない」と述べています。
JNSAが選んだ「セキュリティ十大ニュース」は以下の通りです。
第1位 深刻な情報流出続発
第2位 WikiLeaksを舞台に震撼が!?
第3位 クラウドセキュリティマネジメントの国際標準、日本発で検討スタート
第4位 ガンブラーウイルス改め『ドライブ・バイ・ダウンロード』攻撃
第5位 図書館システムのDoS濡れ衣
第6位 スマートフォンのセキュリティ悩み
第7位 制御システムを狙ったウイルス発生
第8位 Google、中国から撤退
第9位 イカタコウイルス作者 器物損壊容疑で逮捕
第10位 検察による証拠改ざん
各順位の解説は、下記ページをご参照ください。
● JNSA セキュリティ十大ニュース
http://www.jnsa.org/result/news10/