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警察ジャーナリスト「エリート家庭の子供の犯罪は残虐を極めることが多い」
2014年07月31日 08時00分

 長崎県佐世保市の高校1年生、松尾愛和(あいわ)さん(15)を殺害したとして逮捕された同級生の女子生徒(16)は東大進学を目指すと口にしたことがあり、秋からオーストラリアに留学予定だった。エリート一家に育った青少年の猟奇的な殺人事件は、過去にも起きている。元警視庁刑事で警察ジャーナリストの北芝健氏はこう指摘する。

「この事件を聞いて、神戸連続児童殺傷事件(1997年)の酒鬼薔薇聖斗と結び付いた。犯人の酒鬼薔薇少年の家も、実父が有名重工業メーカーのエリート社員だった。東京・渋谷区の歯科医の家で起きた、兄が妹を殺害し、バラバラにした事件(2007年発覚)など、エリート家庭の子供の犯罪はバラバラ殺人など残虐を極めることが多い」

 こうした事件の原因について北芝氏は独自の見解を示す。

「一般に学歴の高い人は、男性ホルモンのテストステロン値が異常に高く、競争力と攻撃性が強く、子供にも遺伝する。一部で前頭前野が未発達で残虐な衝動を抑えられず、子供のころから異常行動をとるケースが多い。子供に関心が高いエリート家庭で、親は小動物虐待などの異常行動を見逃すわけはないが、世間体から見て見ぬふりする傾向にある」というのだ。

 佐世保の事件については、父親の再婚など複雑な家庭環境は直接、犯行動機に関係ないとみている。

「逆上したとか、生育環境を恨んだということではない。『人を殺害してみたかった』と酒鬼薔薇と同じ供述をしており、ハンマーやノコギリを事前に揃えている。幼少期から残虐な遺伝子によって心の中で育ってしまった殺害衝動がはじけてしまった。密室(マンションの自室)で、殺害できる友人が目の前にいて、凶器もあり体力的にも問題なく、すべての要件が揃い『今がチャンス』との衝動が出現した。その後は一切考えていない。事件が発覚しないで留学することまで思い描いていたかもしれません」と加害少女の心理を推し量った。

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