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ラグビー日本代表の大野 古里郡山で講演 W杯への思い語る

 郡山市出身でラグビー日本代表の通算出場試合数が最多を誇る大野均(ひとし)(36)=東芝、日大工学部卒=は26日、郡山市の三穂田ふれあいセンターで講演し、来年のワールドカップ(W杯)イングランド大会に懸ける決意を語った。
 日本代表のユニホーム姿で登場した大野は「夢に向かって!」と題し、日大工学部入学後に先輩に誘われてラグビーを始め、東芝入社後にけがをして日本代表を目指す覚悟ができたことを紹介。「誰かのためにという気持ちで練習した結果、夢の日本代表にたどり着けた。来年のW杯では決勝トーナメント進出を目指す。皆さんも夢をつかむ準備を怠らず、好きなことに愚直に向き合ってください」と語った。
 講演会は後援会などでつくる実行委員会の主催。当初、平成23年3月13日に開催する予定だったが、東日本大震災の影響で中止し、4年越しで実現した。会場には約300人が来場した。
 大野は清陵情報高、日大工学部卒。平成13年に東芝府中(東芝)に入社。16年に初めて日本代表に選ばれ、2回のW杯に出場。現在、日本代表としての通算出場試合数は85。192センチ、105キロ。

カテゴリー:福島のスポーツ

ラグビー人生や夢について語る大野
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