ふくいちを裁く。1

初稿:2011年6月22日、 最終更新:2012年2月28日

文責:  株式会社 イソップ  代表取締役  岩田 清 ( いわた・きよし=文責者=筆者)

「ふくいちライブカメラ」に、偽装・改竄があるとの声が聞こえて来たので、
究極の情報セキュリティー(略称:ITSS)の国際特許発明者としての立場上、
そして、情報解析可視化処理技術開拓者としての立場上、これを放置する訳にも行かず、
「ふくいちライブカメラ」の信憑性を視覚確認する為のページを立ち上げました。

「ふくいちライブカメラ」に「偽装あり」とする意見が多数あります。
しかし、日本国憲法は、被疑者にも「黙秘権」を認めて居るのですから、



なおかつ、これを適正化する為の、私の内閣への提言 国際特許「ITSS」公的援用が、
未だに具現される道筋が見えない現状において、
具体的証拠を突き付けずに、「偽装だ!捏造だ!改竄だ!証拠隠滅だ!」と騒いで居るだけでは、
危機状態に陥っている日本の行く末に対して、何等の好結果を生まないと考えます。

東電は、メディアへの定例発表において、例えば2011年8月8日の発表においても大嘘を吐いていました。
「当該日の「ふくいちライブカメラ」は2度停電しています。従って、この停電時間の映像が脱落しています。

従って、私は「指差し作業員の件」も、東電の「やらせ」、国民への謀略ではないか?と疑ってみることにしました。
ふくいち20倍速2011年8月28日10〜11時  ふくいち4倍速2011年8月28日10〜11時
ふくいち等倍速2011年8月28日10時10分前後  ふくいち等倍速2011年8月28日10時10分前後の後半
ふくいち 指差し作業員の指の軌跡を視覚  ふくいち 指差し作業員の指の軌跡を視覚(拡大版)
ふくいち 指差し作業員の指の軌跡を視覚(左右反転版)  
これが「やらせ」でなければ、「作業をサボり東電を揶揄した不届き者」とsて処分するのが当然。
幾度も「バージョンアップ」を重ね、ふくいちカメラのビジターに媚びる必要はないと思います。

それゆえ、次のニュースも、「東電は、こういう問題をも隠していません」という
更に高度な偽装かも知れないと疑って見る必要があると思います。
福島第1原発ライブカメラに写り込んだ人物? ネットで名乗り出る 指さしの「意図」を説明

「ふくいちライブカメラ」は、淡々と「ありのまま」を流していると思いたいですが、
「ふくいちライブカメラの視覚情報は、司法的に全く正しい」との、
非政府機関かつ非電気事業連合会の、第三者機関に拠る「公的保証」が援用されて居ない現状では、
東電情報の信頼性を、自己責任で推し量るしか、身の安全・心の安心を保てないようです。

ハッピーさんのTWも、福一原発の現状を知る為に役立ちますが、これも疑えばとても怪しいです!?

しかしながら、権力を振り翳し、責任の全てを、法人・東電に押し付けて逃げようとしている、
内閣府、文科省、経産省、原子力安全保安院の、信憑性が極めて疑わしい、なおかつ、疎ら過ぎる、
原子炉の放射線量燃料プールの温度等々の情報に比べれば、
公的性を帯びた民間企業としての「社会的責任」は絶対に免れませんが、
会社経営者の「経営哲学」においては、「公的性を帯びた」という面を殊更重要視してみても、
関係法律が整備されて居なければ「社会的許容範囲内に収まっている確信実行犯」と考えるしかありません。

安全保安院の杜撰さを内部告発 した者=藤原節男氏が、酷い人権侵害に遭って居る事を知りました!
2011年8月16日 岩上安身×藤原節男(元原子力基盤機構検査員)(前半)原発の仕組の解説 (後半)対談

従って、この理不尽な状況を改善しようとしなかった国会議員にも職務怠慢の咎めがあって当然だと思います。

東電以上に襟を正す必要があるのは、内閣府、文科省、経産省、原子力安全委員会、
原子力安全保安院であり、これらの頂点に立つ総理が主犯と見做されるべき国家犯罪なのです。
朝日、毎日、読売、NHK、電通等々の悪徳メディアに「情報操作、洗脳」された世論は、
これら官報悪徳連合体の不正を咎めず、間逆の評価をして居ます。直ちに「除染脳」すべきです。

そこで私は、東電、TBSの、どちらか又は双方に偽装があるのかを確認する目的で、動画を科学的に吟味しました。

Vapor Event Fukushima Daiichi TEPCO
TBS Livecam Simulcast 6-3-2011 9-40-20 AM

ふくいちで見る限り、「白雲(放射能物質を多量に含んだ湯気)」は空高くにあると思います。
しかし実際は、この2画面同時進行比較動画で一目瞭然! 「白雲」の頂点は、せいぜい70m留まりです。

ところで、3・11地震以降、当時の官房長官・枝野は、度々「4号機で火災」と発言して居ます。
しかし、彼が言った「火災」には、一般国民が思い浮かべる火災の印象から遠く離れた現象が含まれて居ます。
先ず、単なる陽炎、単なる湯気を、蒸気と発言する事で、国民に「枝野の発言は大袈裟過ぎる。」と錯覚させた上で、
最悪、倒壊して大爆発するかも知れない4号機建屋に対して、担保が全くなされていない安心を演出しました。

けれども、2画面同時進行比較動画の、左右画面を凝視し続けると、4号機も確かに噴き上げて居ますが、
TBS/JNNでは、4号機が噴き上げて居ない時にも、3号機が噴き上げて居る事を視覚確認できます。
2号機も、かなり噴き上げています!
つまり、東電は、ふくいち映像に関して、改竄、捏造はして居ませんが、恣意的な偽装、隠蔽をしています!
TBS/JNN映像で「偽装」「隠蔽」がバレ、私は、3号機と4号機との吹き上がりを見分ける術を向上させました。

大まかに言えば、
「改竄」とは、部分又は全部を弄り回して、在るが儘を見せなくする事、
「捏造」とは、無い事を在る又は無い物を有ると言わば錬金術する事、
「偽装」とは、非事実な人・物・事・時・所を、事実だと信じ込ませる事、
「隠蔽」とは、在った事、又は、有った物を、隠す、又は、消す事です。


2011年6月時点において、東電は、ふくいちカメラの大クレーンを消して居ませんが、
3号機核燃料のメルトダウンは認めたものの、メルトスルーを隠しています。
しかし、隠そうにも隠し切れない大事故なので、
責任の及ぶ範囲を「少しでも小さく見せよう」として「偽装」しました。
「偽装」に、信憑性を与える為に、
木蔦で視野を「目隠し」、原子炉建屋・排気塔・共用プールへの照明を調節して「目潰し」、
しかし、徐々に傾いて来た「4号機建屋」は、
まだまだ続く余震で倒壊寸前! しかし、これは大き過ぎて「目潰し」出来ない!
東電、どうする? 私は、これからも、凝視する事を、絶対に止めないぞ!

2011年12月。 ふくいちライブカメラでは見えない南側を壊し始めました。

私は、上掲の、動画の「白雲化」現象は、この地震が元凶だと、自信を持って断言できます。
詳細は、後述します。
しかしながら、上掲の動画に連続して存在する筈の、次の動画が見つかれば、
私は、「無能な内閣打倒、御用報道粉砕、東電解体」を、もっと声高に訴求できるのですが、
これが見付からないので、視覚的証拠を積み重ねる事で、目的を叶えようとして居ます。

上掲の動画に続く動画には、次のニュースで垣間見られるシーンが写っている筈!

6月4日午前1時のNHKニュース

6月4日午前1時のNHKニュースで報じている地震は、これです。

Mysterious Green Glow From Work At
Fukushima Daiichi 6-3-2011 7-10-26 AM.avi

では、TBS/JNNカメラが正義の味方か? 残念ながら、これも「偽装」です!
理由は、高感度ハイビジョンカメラを謳い文句にして居るので、国民に「最新機器を使用している」と理解されますが、
実際は、ふくいちライブカメラが捕らえて、大騒ぎになって居る「白雲化現象」を十分捉え切れて居ません。

福一で、夏の夜間、注目されて居た異常現象は、成分の大半が水である所は、自然の雲・霧と同じですが、
原子炉冷却目的で散布された海水に含まれる、ナトリウム、カリウム、カルシウム等々が、原子炉建屋爆発時に、
半減期、時、分、秒、ミリ秒、μ秒、ナノ秒の放射性物質に変化したであろう放射能物質を大量に含んで居ました。

例えば、ナトリウム 23Na は、α粒子と衝突してナトリウム 27Na となり、300ミリ秒後にマグネシウム 27Mg となり、
9.5秒後にアルミニウム 27Al となって安定という、非常に短時間の核反応も有り得ます。
塩素 35Cl は、α粒子と衝突して塩素 39Cl となり、56分後にアルゴン 39Ar となり、
270年後にカリウム 39K となって安定という、非常に長時間の核反応も有り得ます。
塩素の安定同位体 37Cl がα粒子と衝突した場合は、塩素 41Cl、38秒後にアルゴン 41Ar、
110分後にカリウム 41K となって安定します。
すなわち、放射性沃素や放射性セシウムだけが恐ろしいのではないのです。

TBS/JNNカメラは、
これらの短寿命の放射性物質が引き起こしているであろう現象を写し出す証拠能力に劣っています。

例えば、夜間のふくいちライブカメラが写し出す映像には、
放射線量に比例して、輝点(放射線が撮像子に対して直角に飛び込んだ場合以外は輝線)が写り込みます。

しかし、TBS/JNNカメラでは、ふくいちの昼間カメラ同様、この現象が写し出される事は非常に稀です。
ふくいちの夜間カメラは、ガイガー以上に信憑性の有る放射線量を、実時間に見せて居るとも言い得るのです。
TBS/JNNカメラは「ドットノイズ除去機能」がハード的に働く事に因って、通常の利点が、此処では欠点です。

何故ならば、この「ドットノイズ除去機能」が働く為に、
α崩壊、β-崩壊、β+崩壊、電子捕獲、二重β崩壊、二重電子捕獲、γ崩壊のような、
原子力科学者でも遭遇したことがない現象が、世界で初めて、原子炉に海水を被せた事から
「未知の危険を伴う現象が「白雲化現象」の引き金になっている知れない」との考え方の正誤を確認する機会を
恣意的に潰して居ますから、TBS/JNNカメラも、「改竄」はしていませんが「偽装」しているのです!

東電は、ふくいちカメラのTBS・JNNカメラに無い長所を、10月に放棄しました。
更に、12月には、カメラカバーに透明粘着テープを貼って目隠し!
更に、目眩まし電飾によって、福一原発の危険が気になる国民の視線を潰そうとしています!
東電の経営者は悪魔です!

  

海水の「注入(=正しい日本語で言い直せば、散布)」が、
原子力学者も予想できなかった「閃光」「白雲化」現象の元凶!

政府・東電の情報は、当初、「自衛隊の海水注入で、メルトダウンを食い止めた。」というものでしたが、
実際は、自衛隊員の決死的行動は、政府・東電の欺瞞を正当化する為の偽装に利用されただけのものでした。

「政府・東電の発表資料のデータは、全て信用できる」との前提で読めば、
1〜4号機の爆発に関する推測は、この 情報@情報Aとが、一番真実に近いと思われます。
しかしながら、政府・東電の発表は、欺瞞に満ち満ちて居る!
従って、この情報@とAも、多くの箇所で、今後、多くの修正を余儀なくされるでしょう。

フランス・アレバ社がノウハウ売り込みに使ったPDFファイル。図を見るだけで、彼らの4月1日時点の見識が判ります。
英文ですが、彼らが半月間で此処まで的確に原因解明し最善策を売り込もうと大統領まで担ぎ出した熱意が判ります。
ただし、私は、
アレバの知見が正しいと思っていません!
この技術も核物質を単に移動させているだけ!
インターネットには国境が有りません。この現実を理解できないで捏造、偽装を繰り返す大臣、国会議員、政府職員、
国公立大学教員は、若くても「労害を垂れ流す不適格者」と見做し、懲戒免職処分する程の大改革が不可欠です。

RussiaToday は、
「福島第一・地面から水蒸気が噴き出している」
と、深刻な報道をしています。

私が、「東電のホームページは、論理破綻の巣窟」 で大問題として取り上げている、
「福一原発敷地外への高放射能物質飛散」
の説を肯定する動画
「福島原発制御不能状態!メルトアウトし地下水を放射能水蒸気に!」
もネットで話題を集めています。

ガンダーセン氏は、福一原発事故について語りながらも、
「閃光」「白雲化」現象を取り上げて居ません。 しかし、
海水散布が、米国に飛来した放射性硫黄の元凶であることを
「ガンダーセン博士 8月21日 がれき 焼却で 汚染拡大」

において、根拠を基にして、粘り強く丁寧に語っています。
なお、「ナトリウムが硫黄」は、「塩素が硫黄に」の間違いに気付かれて訂正されました。

私も、多忙過ぎて進みませんが、
「究極の放射能除去手法」を考えています。
「安定同位体の数」

政府・東電関係者は、真の有識者の言葉を真摯に聞いて、
日本国民を守る具体的行動を実践して欲しい!
それが世界平和にも繋がる! 私の最大の願いです。
真実を語り叡智を結集しなければ人類が滅亡しますから!

次ページへ
「ふくいちを裁く」目次 へ
上記以外は、ブラウザの「戻る」で戻って下さい。

当ページの内容は著作権で保護されています。著者に断り無くコピーしないで下さい。
Copyright ©2012, Kiyoshi IWATA & AESOP Corp., All rights reserved.