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 御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県、3076メートル)の噴火で、長野県警は、山頂付近で心肺停止状態で見つかった登山者23人の死亡を確認したと1日夕、発表した。死者は計48人に達し、1991年6月に雲仙・普賢岳(長崎県)の大火砕流で死亡・行方不明となった43人を上回って戦後最悪の被害となった。

 陸上自衛隊や警察などの捜索隊はこの日、山頂近くで新たに心肺停止状態の登山者12人を新たに発見。ふもとに搬送したが、いずれも死亡が確認された。県警は身元を調べている。