フジェイラのリゾート区域に2軒の豪華ホテルが建設される。1つはロタナ・ホテル・グループ(Rotana Hotels Group)の系列で、建設費は約Dh.9000万(約27億円)。スイートルームを含む200の客室と、数店のレストラン、カンファレンスホール、その他サービス設備を備え、滞在客に最上質の快適さを提供するホテルとなる。2つ目は、イギリスのホテル・ホールディングスの経営するロイヤル・ミラマール(Royal Miramar)というホテルで、建設費は約Dh.7000万(約21億円)。
フジェイラでは官民が協力しつつ観光ビジネスに力を入れており、昨年は48%増加した。新たに建設される2つのホテルが、フジェイラでのホテルビジネスを活性化し、国内外の投資家がより多くのホテルをフジェイラに建設し、フジェイラが国際的な観光地になることが期待されている。
Gulf News - Two new luxury hotels will expand Fujairah tourism
UAEはハーバード神学校(Harvard Divinity School)への250万ドルの寄付金を回収した。同校でのイスラム教学の教授職に寄与するための基金だったが、3年間も使われないままになっていたためだ。
2000年にシェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン(Sheikh Zayed bin Sultan Al Nahyan)大統領が寄付を行ったが、シオニストのロビー団体、中でも神学校の39名の教職員のうちの7名と、数名の学生・卒業生たちが、大学に対してUAEの寄付金を使わないよう要請する嘆願書に署名した。嘆願書には、アブダビにあるザーイド国際協調・調査センター(ZICCF;Zayed International Center for Coordination and Follow-up)が反シオニストの抗議・出版を後援した、と書かれていた。
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ドバイ・サマーサプライズ(DSS)の期間中、22~28日に開催されたベスト・ヘリテージ・ウェブサイト・コンテストにおいて、5つのUAEの文化遺産をテーマにしたWebサイトが受賞した。各受賞者は、スポンサーであるドバイを本拠とするIT企業Tejariから賞金を授与された。受賞サイトは下記のとおり。
1位: www.uaeheritage.com
2位: www.muhsinsworld.com
3位: www.torathi.com
4位: www.uaezayed.com
5位: www.zoomuae.com
Gulf News - Best heritage website winners announced
この夏、アメリカで休暇を過ごすアブダビの住民の数が非常に少ないという。UAEに住むアラブ人は、欧米への旅行はビザを取得するときに問題が起こりやすいので、レバノンやシリア、エジプトといった中東諸国に旅行する人が多い。ただ、ロンドンやパリ、オーストリアなど一部のヨーロッパの国は依然として人気があるほか、オーストラリアのゴールドコーストや、マレーシア、シンガポール、タイなど極東のアジア諸国も人気が高いそうだ。
Gulf News - Holiday traffic to US hits new low
ドバイクリークに新たなアブラ乗り場がドバイ市庁(Dubai Municipality)により建設され、来年から利用できるようになる。新しい乗り場の1つはデイラ側のドバイ市庁舎の前に、もう1つはバードバイ側のイギリス大使館の前に建設される。アブラの利用者の需要が増えているためで、デイラ・バードバイ間を走るアブラの利用者は1日に約4,000人、金曜日は約6,000人に達する。
午前5時半~午後11:30の間に149艘のアブラが運行し、10艘が24時間運行している。1艘のアブラの定員は最大20名で、運賃はわずか50フィルス(約15円)。現在はデイラ側とバードバイ側に2つずつ、合計4つの乗り場があり、2つのルートで運行されている。
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20代半ばのナショナル男性アハマッドと妻が、「唯一の結婚式」が賞品となる抽選に勝ち抜いた。この抽選は、ドバイのラジオ放送で行われたもの。参加希望者は、ラジオ局に結婚証明書をFAXで送ってエントリーし、毎週末に1組が抽選され、3ヶ月の期間中に計15組が最終抽選に進んだ。最終抽選会には、15組のカップルが全員出席し、アハマッドの名前がラジオで読み上げられた。こうした抽選がUAEで行われたのは初めてのこと。
イギリスに留学中のアハマッドは、現在は休暇で帰国しており、まもなく留学も終わる予定。既に結婚しているが、卒業するまでは結婚式はしないという。結婚式の日取りは3ヶ月以内に決める。残り14組には、抽選の主催者から金の盾を授与された。
Gulf News - Summertime blues hits zoo animals
東ローランドゴリラがショーを行う。胸をドンドン叩いて、プールに飛び込み、見物人たりにしぶきを散らす。リクエストされると、ゴリラは何度もそれを繰り返す。
うだるような夏は、ドバイ動物園(Dubai Zoo)の動物たちにも影響を与える。動物たちは、48℃に達する昼間の気温のなかで、無気力で気だるそうにしている。ヨーロッパオオカミやシベリアトラのように、気温がそれほどまでに上がることのない国から来た動物もいる。イヌワシやその他の鳥たちは檻のなかで最も日陰の多い場所に群れ集まり、ほとんど身動きをせず、照りつける太陽に耐えられないという風に目を瞑っている。
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アブダビの主要なランドマークである火山を象った噴水(Volcano Fountain)が、現在進行中の海岸通り(Corniche)の再開発の一環として、まもなく姿を消す。5月にインターコンチネンタルホテル近くのGCCラウンドアバウトがなくなり、数年前にエレクトラ通りのツイン・オニオン・タンク(Twin Onion Tanks)が取り壊されて後、再開発により消滅してしまう3つめのランドマークだ。
火山の噴水は、新鮮な海の空気を吸うのに理想的な場所で、住民たちが夕方に散歩をする人気のあるスポットだった。この噴水は、GCCラウンドアバウトと同様、1980年代半ばにUAEで行われたGCCサミットの直前に、街の美化計画の一環として建設された。GCCラウンドアバウトは、円筒形の噴水を備え、鷹匠の絵と6つのタワーの上にはためくGCC6カ国の旗で飾られていたが、既に取り壊された。
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中東初の鷹のトレーディング専用施設、国立ファルコンセンター(National Falcon Centre)がドバイのナッドアルシバ(Nad Al Sheba)にオープンした。ドバイ市庁がDh.1,600万(約4億8,000万円)を投じ、7ヶ月かけて設立した。国の娯楽として、またドバイの文化遺産として鷹狩を促進することが期待されている。
センターの場所は、ラクダレース場・ラクダ市場の近く。2万7,000平方メートルの広さで、鷹の歴史をテーマにした常設展示場とミュージアム、鷹狩の歴史や鷹の生態、飼育・訓練方法等を紹介するいくつかのホールを備える。
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ドバイの就職斡旋会社が、ヨーロッパでの就職を紹介するという新聞広告を4月に掲載したが、それが詐欺行為だったことが判明し、広告を見て応募した2,000人の労働者が途方に暮れている。この会社はバードバイのビルにあり、スペイン人の経営者が多数のアジア人スタッフを雇っていたが、いつのまにか消え、オフィスがあった場所には他の会社が入っていた。就職の斡旋に応募した人からは、
それぞれDh.150(約4,500円)を徴収していた。
ドバイ政府の経済開発局によると、この会社に対する苦情は1件も寄せられていないという。被害者の大半が観光ビザで入国したアジア人で、残りは転職を希望していたことが分かるのをおそれているためだ。
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