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【Style of the PRINCE】第25回ゲスト:小野 友樹さん Vol.2
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――そうですよね。先ほどからお話を聞いていると、初対面の人にも臆せず話しかける爽やかスポーツマンですものね(笑)。
あははは!(笑) そう、自分とは正反対かもしれない。だから、その感情をどう練り上げていくかが大事で。ただ似ているところがあるとすれば、真っ直ぐなところ。鬼柳も恨みのせいで性格は曲がってしまったけど、「デュエルが好きだからのめり込んでしまう」ところは僕と近い部分があるので、そこを買っていただいたのかなと思います。
――小野さんご自身の一生懸命さが、役にも反映されていたんでしょうね。
そうですね。しかもこのキャラクターは、3シーズンに渡って登場するんですよ。ブチ切れて恨みで蘇ってきた鬼柳、性格が曲がってしまう前の鬼柳、さらに回が進むと、一度主人公に助けてもらって旅に出た後でもう一度絶望を味わって脱力した鬼柳がいて。「ヒャッハーッ!」から、全然元気のない(靜かな声で)「俺のターン」まで、3バージョンを演じなければならなかったんです。さらに、脱力してまた元気になった鬼柳もいるので、合計4バージョンの鬼柳がいました(苦笑)。
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――それはお芝居の幅も広い!
当時の僕のキャリアでは難しかった。しかも『遊☆戯☆王5D's』本編の中には、「鬼柳編」という2ヶ月間があったんです。そんな大事なキャラクターをやらせてもらえるとは! 僕にとって鬼柳との出会いは、本当にデカかったです。
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――音響監督さんとの役作りのやりとりも大変だったでしょう?
ところが、長い時間がかかったわけではなかったんです。スタジオでまず一度、テストを通しでやって、スタジオに音響監督が入ってきて、ガッツリと説明をしてもらって、はい本番。細かいところを修正するというよりも、キャラクターの感情の根底を話していただいて、そこからもう一度、自分の中でやり直しをしてOKをいただくという作り方でした。
――逆に、テクニックではどうにもならない深い部分でキャラクター像を修正していかなければならないでしょうから、新人にとってハードルはかなり高いですね。
はい。なので、説明の時間も僕ひとりに10分くらいかけてやっていただいて。収録後もプロデューサーの方に「終盤に向けて、鬼柳はもっと恨みの感情を出して行かなくちゃならないんだよ」とアドバイスも。皆さんに、とても大事にしていただいたキャラクターでした。自分の中でも「ここまでやっていいんだ」という、芝居の根本を教えてもらいましたね、鬼柳に。
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小野 友樹さんの最近の出演作 |
『青春はじめました!』 (山王堂 王子役) |
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『Princess Arthur』 (ランスロット役)
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『黒子のバスケ』 (火神 大我役)
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『D.C.III ~ダ・カーポIII~』 (芳乃 清隆役)
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