米国務長官「慰安婦は日本軍の人身売買」…加害者を明示(1)

米国務長官「慰安婦は日本軍の人身売買」…加害者を明示(1)

2015年05月19日08時35分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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朴大統領が18日午前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)でケリー米国務長官に会った。ケリー長官はこの日、韓米外相会談後に行った共同記者会見で、慰安婦問題に関し「旧日本軍が性的な目的で女性を人身売買したことに関し、米国は何度か立場を明らかにした。これはぞっとするひどい人権侵害」と述べた。(写真=青瓦台写真記者団)
  ケリー米国務長官は18日午後、1泊2日の訪韓日程の最後に敏感な部分に触れた。ソウル龍山(ヨンサン)米軍基地で在韓米軍将兵と会い、米国務長官としては初めてTHAAD(高高度ミサイル防衛)体系に言及した。

  これに関し外交部の当局者は「韓米外相会談ではTHAADのTの字も出なかった。THAAD配備の必要性に言及したのではなく、北の核・ミサイル脅威に多方面の対応が必要だという一般論を展開したとみられる」とその意味を縮小した。しかし一言が外交的な論争を引き起こすことを知らないはずがない米国務長官が訪韓の最後の日程で発言したことで、微妙な波紋が広がっている。

  3月に訪韓した中国の劉建超外務次官補が「THAADに対する中国の関心と憂慮を重要視してほしい」と表明したことを考慮すれば、2カ月の時差を置いて米中外交当局がソウルで間接的に衝突したという意味もある。

  ケリー長官のこの日の発言は、主務長官であるカーター米国防長官の発言と温度差がある。カーター長官は先月、韓米国防相会談直後に開かれた記者会見で、「現在、世界の誰ともまだTHAADの配備を議論する段階ではないと考える。配備の時期も生産が進行される状況によって決まるだろう」と述べた。

  その後、THAADをめぐる論争は水面下に沈んだ。そのTHAAD論争がケリー長官の発言で再び火がつく兆しが表れると、在韓米大使館も0時近い時間に立場を表明して鎮火に動いた。大使館側は「今回のケリー長官の訪韓はもちろん、今まで韓米間でTHAAD問題が公式的に議論されたことはない。今日の龍山基地訪問は米軍の将兵を対象にした内部行事であり、我々は北朝鮮の脅威を今後も深刻に受け止めていく」と述べた。

  このような韓米外交・国防当局者の否認にもかかわらず、この日のケリー長官の発言を受け、米国内でこの1カ月間に立場の変化があったのではという観測も出ている。もちろん韓国政府はTHAADは決定したことも、提案を受けたことも、議論したこともないといういわゆる「3NO」の立場を維持している。

  北朝鮮の挑発に関し、ケリー長官はこの日、「我々は彼(金正恩)に今歩んでいるミサイル・核開発の道がどれほど危険かを知らせるために、より大きな圧力と制裁を加える案を議論中」と述べた。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射については「もう一つの挑発」と批判した。

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