位 置 |
北緯34度52分~35度23分 東経128度45分~129度18分 |
面 積 |
768.41㎢ |
人 口 |
3,573千人(2012年) |
地 勢 |
朝鮮半島東南端に位置し、良港である釜山港を母体にして発達した韓国第一の港湾都市であり、韓国東南の経済圏の中心都市である。 |
知 事 |
徐 秉洙(ソ・ビョンス) |
市構成 |
15区1郡で構成。最も人口の多い地区は釜山海雲台区(428千人)。 |
気 候 |
気候は温帯モンスーン気候に属し、海洋性気候の影響で夏と冬の気温差が少なく、四季の変化がはっきりしている。風が比較的強く吹くが、夏も涼しく快適である。 ・年平均気温(2010):14.7℃ ・年間降水量(2010):1,519.1mm |
産 業 |
(農 業)韓国内でも都市近郊施設園芸が発達した地域であり、花卉、野菜が主 要生産作物。 (水産業)年間漁獲高は48万トン。養殖漁業に転化しており、水産物総合販売場の 建設や遠洋漁獲物の処理加工団地の建設など、水産物加工・流通施設 近代化を図っている。 (港 湾)釜山港は1876年に韓国初の国際港として開港。国内のコンテナ取扱量 の8割を占め、韓国第一の港湾。 (物 流)コンテナ物流量の処理では世界第5位の港湾(2008年、1,342万TEU)。 年間全国コンテナ物流量の81%を処理している。 |
戦略 産業 |
1999年に10大戦略産業を選定し、戦略産業の育成に努めている。 ○成長友好産業:港湾物流、観光、金融、ソフトウェア、映像産業 ○構造高度化産業:自動車・部品、造船・資機材、靴、繊維・ファッション、水産・加工 |
歴史 |
釜山地域には旧石器時代から人が住み、この地域の青銅器文化は、日本の弥生時代の発生に大きな影響を与えたといわれる。小国分立状態で勢力圏を形成した時代を経て、757年、釜山地方は東菜県として歴史記録に初めて登場した。1470年には対日交易場が設置され、両国間の交流をはじめ、ユーラシア大陸と南方諸国の海洋文物を中継する仲介貿易地としての位置付けを確立させた。1950年には国権守護の最後の砦として臨時首都の役割を果たし、1963年1月に政府直轄市、1995年に広域市となった。 |
その他 |
○市を代表する木・花・鳥 ・椿 (濃緑の暑い葉と真っ赤な花のコントラストは蒼海と愛情溢れる市民の情緒を現す) ・カモメ (純白な翼と体は白衣民族を象徴、船を追い遠くまで飛翔する姿は根気強い市民を現す) |