川づくり

ホーム > 川づくり > 江の川流域の概要

江の川流域の概要

江の川は中国山地を貫流し、広島・島根の2県をまたぐ中国地方最大の河川で「中国太郎」と呼ばれています。河口の狭小な沖積平野と上流盆地に人口・資産が集中し、中下流は山間狭窄部の海岸段丘に小集落が点在しています。水質については、江の川全域、江の川河口海域、支川ともA類型に指定され、近年、環境基準値を満足する良好な水質を維持しています。


流域図

流域図

画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。


上流部・中流部・下流部の地形

画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。


諸元

流域面積(集水面積)
3,900km2
幹川流路延長
194km
流域内人口
約21万人
想定氾濫区域面積
約127km2
想定氾濫区域内人口
約5万人

※出典:平成12年河川現況調査結果

   

想定氾濫区域の特徴

  • 上流部の三次盆地は、堤防が決壊すると流水が貯留しやすい地形
  • 中流部は狭窄部であるため、洪水時に急激に水位が上昇し、高い堤防が必要
ひとたび洪水が起きれば一気に10mを越える水位上昇  

産業・生活排水等の影響も少なく環境基準を概ね満足

A類型 : 水遊びが可能で、沈殿ろ過等による通常の浄水操作により水道水として利用できる程度の水質

表 尾関山のBOD75%値