3. 信仰内容
■ 信仰対象
教団においては単に「執行者」と呼ばれ、その真の名は何世紀も前に既に失われている。
「執行者」
py argria
パルグリア
パルギア
■ 歴史
その原型は紀元前よりもかなり古い黒海沿岸の土着神信仰で、後にギリシャ神話の形で歴史に残る事になる。ただし「正常なる流れの守り手」の前身となる集団は、ギリシャ神話に取り込まれる前に既に発足しており、ギリシャの影響は受けず、破壊→再生という面を大きくとりあげて発展していった。地下に潜ることでキリスト教の弾圧からも逃れた。歴史の表舞台からは姿を消したものの、アジア思想の影響も見られる独自の思想を展開しながら現在(十六世紀)に至るまで存在し続けている。
ちなみに彼らが信仰する破壊神はギリシャ神話ではアレスと呼ばれ、戦争と破壊を司るとされた。
なお、現在の「正常なる流れの守り手」は中東方面に勢力を伸ばしており、信仰内容は原アレス神の破壊部分が特にクローズアップされる傾向にある。また、神殿に見られる蛇は再生部分を司る他の神のなごりである。
■ 教義
「全ての物は破壊と再生を繰り返すものであり、それは世界とて例外ではない。流れに逆らう事は宇宙全体のバランスを崩し、ついには全ての存在は消滅してしまう。これが真の滅亡である。人間は生まれて、必ず死ぬ。それによって人類全体が成り立っている。世界もまた然り。我々はこの停滞している現在を一度破壊しなければならない。」
彼らはその為の準備を整えることを第一とする。伝承によれば、彼らも破壊される事になっている。そうでないと破壊が完了しないからだ。最後に神々をも破壊されて、その後再生して宇宙は誕生する。この繰り返しで破壊に携わるという解釈とその大義名分による局地的な破壊活動も目立つようになってきている。また、破壊の時に自分達は助かると信じている者も増えてきている。
この部分に関しては教団内でも意見の割れる所であり、このところは座長神官同士での論争は激しくなってきている。
4. 言語
教団内で使用される教団言語は大別して二種類に分けられる。文語体と口語である。
文語体(上位神官語)は彼らがあがめる存在との会話に使用する神聖な言語である。したがって、儀式の際にしか音の形では用いられない。それ以外で口にすることは死罪に値する。また、文字は上位神官語にしか存在しない。入団式などの神官同士の儀式には音を簡略した口語(下位神官語)が使われる。ただし、「執行者」に新参者を引き合わせる儀式など重要な儀式には文語体(上位神官語)が用いられる。長い年月の中で、判りやすさを優先する場合もあったようだ。そのため現在の一部の口語は、似た意味を表す言葉の一部分を持ってきたりして、文語体の簡略形であるとういう元々の文法から外れてる例も存在する。
この言語は複雑で、一部の高位神官を除くほとんどの神官は口語しか修得していないのが現状である。その為神官同士での誓いなどは口語で行われる。
なお一般信者は口語すら理解していない者がほとんどである。彼らは教団の訓戒を守って生活している。
【アスタロス】
1.名前
「新しい人類に似た者」
azr sstrzaous
アズ・ストゥルサ・ウロウス
ア・スタ・ロス
2.武器名
「無慈悲な破壊者」
klsdf py gyst
クルスドゥフ ピィギュスト
クルトゥエス
3. 使用流派
「守る」(転じて「守り方」の意)
glkks
ギュルックス
ギュルクス
正確には流派名ではない。元々は神殿を守る為の 戦いそのものを指す言葉で、
教団のために 闘うの であれば、剣術であろうと拳法であろうと全て「ギュルクス」と呼ばれる。
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