略歴

精霊龍、ウギンはプレインズウォーカーであり、気の遠くなるほどの遠い昔から生きてきました。 これまで生きてきた永きに渡る時間は、ウギンに独自の多元宇宙に関する視点をもたらしました。彼にとってそれは完全なる統一体であり、その最深部にある謎を理解する事が自分の使命であると考えています。 彼は次元全体のその誕生から破壊、そして再び再生するに至るまでのエネルギー動向を研究し、そこから得た普遍的な原則を適用することで独自の魔法を構築しました。 ウギンの魔法は物質をエネルギーに変換することに関連し、その力はすべての者が操ることのできる力でもあるのです。

そしてウギンがその生涯をかけて理解しようとしてきたのが、エルドラージについてでした。 彼はこれらの巨大な存在を追いかけて記録し、その目的と性質を理解しようとしてきました。そしてそれらを破壊しようとする者たちに対しては不快感を隠しませんでした。 ウギンは同じプレインズウォーカーであるソリン・マルコフと石術師、ナヒリと協力し、エルドラージをゼンディカーに封印することに成功しました。 その後、ウギンは独自に編み出した魔法に関する研究を続けるため、再びタルキールに帰還しました。

今から千年以上の昔に、ウギンは邪悪なドラゴンのプレインズウォーカーであるニコル・ボーラスと衝突することになりました。 彼らが死闘を演じることになった理由に関しては不明ですが、彼らはタルキールの空で戦いを繰り広げました。 この戦いはタルキールにおける重要な歴史的転換点となりました。 ボーラスはウギンを倒し、タルキールの次元を離れました。 ウギンの最後の要因となったのがプレインズウォーカーであったのならば、ウギンを救出する要因となったのもまたプレインズウォーカーでした。 ドラゴンのシャーマンのプレインズウォーカーであるサルカン・ヴォルは、ウギン自身がゼンディカーで作成した面晶体の1つを使って過去の時代に戻り、この転換点となる事象からウギンを救出する方法を発見したのです。

プレインズウォーカー・カード

訪れた次元

タルキール

タルキールは戦乱に満ちた世界です。この次元を支配する5つの有力な氏族はは、龍が狩りつくされ絶滅したこの地の覇権を賭けて争っています。5人のカンに よって率いられ、氏族同士が常に衝突しています。それぞれの氏族は、他から領土を奪い取ることを目論んでおり、中にはすべての支配を目論む者たちもいま す。

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ゼンディカー

危険地帯となって久しいマナ発祥の地で、調伏されたはずのエルドラージたちがついに解き放たれた。そして今、霊気から侵入した巨獣たちが、目につくものすべてを貪り尽くそうとしている。

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味方や敵となるプレインズウォーカー

ニコル・ボーラス

エルダー・ドラゴンにして世界の暴君。多元宇宙最古の生命体として知られる。彼の邪悪さに対抗し得るのは、自身の無限の叡智以外にはない。

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サルカン・ヴォル

赤と緑のシャーマン。ドラゴンが君主に狩り尽くされてしまった次元からやって来た。今は多元宇宙で、畏れるドラゴンを追い求める。

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