2015年10月8日(木)

浦和駅にアトレ誕生、北口改札も新設 県内初、11月25日オープン

新設されるアトレ北口改札とアトレ浦和のイメージ図(JR東日本大宮支社提供)

 JR東日本大宮支社とグループ会社のアトレ(東京都渋谷区)は7日、さいたま市浦和区の浦和駅高架下で昨年10月から行われている店舗などの建設工事で、県内初出店の商業施設「アトレ浦和」が11月25日に開業すると発表した。

 「アトレ」ブランドの14店目。駅の「アトレ北口改札」も同時に開設され、改札口外のアトレ浦和1階には、県内第1号となる「蔦屋書店」が進出し、カフェを併設した店舗を展開する。

 鉄骨2階建てのアトレ浦和は、延べ床面積が約7千平方メートルで、うち店舗部分の面積は約3200平方メートル。

 駅の東西連絡通路南側にある「サウスエリア」と、アトレ北口改札に直結した「ノースエリア」に分かれ、テナント計30店が入る。南側には食品を中心とした専門店などが入居。北側には蔦屋書店のほか、コンビニなどが出店する。

 アトレ北口改札はICカードの「スイカ」専用で、利用時間は午前7時から翌午前0時15分まで。アトレ浦和の営業時間は原則午前10時から午後9時までだが、蔦屋書店はアトレ北口改札の利用時間に合わせて営業する予定。

 さいたま観光国際協会や市が運営し、駅西口にある浦和観光案内所と浦和駅市民の窓口も、アトレ浦和の開業とほぼ同時期に移転予定となっている。観光案内所は東西連絡通路に面した場所に置き、カフェ「プロント」を併設。市民の窓口は、駅東口のノースエリア北側に移される。

 アトレ浦和は、年間45億円の売上を見込んでいる。アトレの細田知宏開発企画部次長は「浦和の地域性や文化の深みに応えられる施設とし、地域の人々と連携しながら運営したい」と述べた。

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