音楽ナタリー

持ち曲6曲で2時間半!恵比寿マスカッツ「にやにや修学旅行」

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昨日12月9日にZepp Tokyoにて、恵比寿マスカッツのワンマンライブ「にやにや修学旅行in東京/大阪~バナナはおやつじゃないよ 2010冬~」東京公演が行われた。

12月5日にZepp Osaka、そして昨日のZepp Tokyoと計2会場で実施された今回のワンマンライブ。テレビ東京系「おねだりマスカットDX!」にこの秋より参加した新メンバー、横山美雪、園田真紀、栗山夢衣の3人も加わり、総勢28名で豪華なステージを繰り広げた。

新メンバーの栗山は、フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」のメンバーオーディション決勝で惜しくも敗退したが、「おねマス」放送作家のマッコイ斉藤からのスカウトで加入。異例の扱いと特技“セルフ亀甲縛り”で話題沸騰中の彼女は、このライブでもさっそくその特異なキャラクターを発揮して、メンバーからもファンからも熱い歓迎を受けた。

また、主力メンバーRioは事前のリハーサルで腰を痛めてしまい、急遽イスに座った状態でライブに参加することに。映画「エマニエル夫人」を思わせる豪勢なラタンチェアに照れながらも、マスカッツのエースとして最後までステージを盛り上げた。

ライブは歌とコントを織り交ぜた、伝説の番組「8時だョ!全員集合」を思い出させるバラエティ豊かな内容で、持ち曲が6曲しかないにもかかわらず、ステージは2時間半を超えるボリュームとなった。コントコーナーでは大久保佳代子(オアシズ)や小林プロデューサーが加わり、持ち物検査や旅館での就寝タイムなど「にやにや修学旅行」にちなんだオリジナルコントが展開。番組人気コーナー「かわいい甲子園」や吉沢明歩の「アッキーのZeppのお知らせ」、小川あさ美の「生・馬の鹿が踊ってる~」、山中絢子の奇妙な踊りが人々に恐怖を与える「ジュリアナ」など、「おねマス」名物のネタが飛び出すと、トップアーティストがキラーチューンを披露したときと同レベルの大歓声がZepp Tokyo内にこだました。

アンコールでは、本編でも歌われたデビューシングル「バナナ・マンゴー・ハイスクール」とそのカップリング「12の34で泣いて with涙四姉妹」を熱唱。そして、ふたたびステージに招かれた大久保が、突然メンバーへのドッキリとして「マスカッツ年間MVP&年間技能賞」の発表を始める。メンバーと観客が固唾を飲んで見守る中、初音みのりとRioの2人に年間技能賞、新リーダーの麻美ゆまに年間MVPが贈られた。ラストは12月8日にリリースされたばかりの3rdシングル曲「チヨコレイト」を大合唱。笑いあり涙ありのステージは大盛り上がりのまま幕を閉じた。

DMM.com presents 恵比寿マスカッツ「にやにや修学旅行in東京/大阪~バナナはおやつじゃないよ 2010冬~」Zepp Tokyo公演 セットリスト

01. バナナ・マンゴー・ハイスクール
02. OECURA MAMBO
[コント 1]
[プルカワファイブ(VTR)]
03. かわいい甲子園
[かわいい甲子園 in Zepp Tokyo]
[馬の鹿が踊ってる~]
[アッキーのZeppのお知らせ]
[コント 2]
04. 12の34で泣いて with涙四姉妹
05. 私マンボー
[アッキーのZeppのお知らせ]
[生・馬の鹿が踊ってる~]
[コント 3]
06. チヨコレイト

<アンコール>
07. バナナ・マンゴー・ハイスクール
08. チヨコレイト

※記事初出時よりライブ写真を削除しました。また、セットリストに一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

※2010年12月13日11:34追記:ライブ写真を再掲しました。

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