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 京都市山科区の市立小学校に通う小学6年の男子児童(12)が教師に大麻吸引を認めた問題で、男児が京都府警の任意の聴取に対し、「高校生の兄の部屋に大麻があったので吸った」と話していることが10日、捜査関係者への取材でわかった。府警は近く、兄に対する大麻取締法違反(所持)容疑で自宅などを家宅捜索する方針。

 捜査関係者によると、男児の所持品から大麻や吸引器具は見つかっていないが、男児は兄の部屋で大麻を見つけ、「何回も吸った」と府警の聴取に話した。吸い方も具体的に説明したという。

 京都市教委などによると、保護者から学校に先月中旬、男児とその友人たちが喫煙しているという趣旨の連絡があった。教師が面談したところ、男児は喫煙の事実を認め、大麻吸引も認めたという。