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記憶を失った音楽家GOMAが、「未来」を信じるまで
インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作 (2011/09/13)
世界最古の木管楽器、ディジュリドゥの日本における第一人者として知られるGOMAが、2009年の交通事故による記憶障害を乗り越え、復活記念アルバム『I Believed the Future.』を発表する。過去の記憶を失っただけではなく、事故後の記憶もなかなか定着しないという非常に困難な症状を抱えながら、いかにして彼は再びディジュリドゥを手にし、ステージに戻ってきたのか。GOMA本人はもちろん、ご家族やレーベルのスタッフからの協力も得て、この2年間をじっくりと振り返ってもらった。障害に立ち向かうGOMAの強さと、それを支える人々の温かさ。人体の神秘と、医療を取り巻く現状。そして、芸術の持つ力について。たくさんのことを考え、感じてもらえればと思う。
GOMA & The Jungle Rhythm Section
ディジュリドゥー・マスター=GOMAの活動の中でもっとも熱く、もっとも踊れるブッ飛びGROOVEバンド!日本を代表するGROOVEドラマー椎野恭一、リトルテンポでも活躍するラテンパーカッショニスト田鹿健太、アフリカで鍛えた野生のパーカッショニスト辻コースケとGOMAが叩き出す超絶GROOVEが、全国の野外フェス/パーティーシーンで大ブレイク!2枚のアルバムを発表し、シーンを代表するバンドとして活躍していたが、2009年11月にGOMAが交通事故で外傷性脳損傷を負い、記憶の一部が消えてしまったり、新しい事を憶えづらくなる高次脳機能障害の症状が後遺し、すべての音楽活動を休止。その後1年8ヶ月に及ぶ懸命のリハビリを経て、『FUJI ROCK FESTIVAL'11』でついに奇跡の復活を果たした!
GOMAWEB.NET
高次脳機能障害の発症
GOMA:まだ若干麻痺があって言葉もちょっと喋りにくいし、引っかかるような感じがします。最初は真っ直ぐに立つっていう感覚すらわかんなかったんですよ。体の左側の機能が低下しているから、左手を動かすときって、「動かそう」と思って動かしてる。右手を動かすのとは感覚が全然違うんです。
GOMAは穏やかな表情で、こんな風に話し始めてくれた。首都高速で停車中、不運にも後方から追突されたのが、約2年前の2009年11月26日。この事故をきっかけに苦難の日々が始まった。
GOMA:外から見た外傷はほとんどなかったから、ちゃんとした検査を最初は全然しなかったんです。最初はただの「ムチ打ち」と診断されて帰宅したんですけど、帰っても一向に体は動かないし、同じことばかりしゃべってたみたいで。それで、やっぱりもう1回病院に行こうって話になって、より詳しく検査をしたら、脳に傷があるのがわかったんです。
軽度外傷性脳損傷(通称、MTBI)による高次脳機能障害、GOMAの症状はそれだった。「精密なコンピューターの配線がおかしくなった感じ」と言うように、これによって前述の平衡感覚をはじめ、嗅覚や味覚の低下、さらには食べ物を飲み込むときに肺の方に入れようとしてしまう摂食障害など、様々な症状に悩まされることになるのだが、そんな中、最も深刻だったのが記憶障害だ。GOMAの奥さんである純恵さんが異変に気付いたのは、事故の翌日だったと言う。
純恵:一緒に車でラジオを聴いてたら、仲のいいミュージシャンがリキッドルームでイベントをやるっていうのを宣伝してて、「リキッドでイベントやるんだって〜!行きたいね」って話したら、返事がなかったんです。それで「聞いてる?」って言ったら、「リキッドって何?」って。「え?」って思って、「リキッドってリキッドルームやん?」って言ったら、「だから、それ何?」って言うんです。ライブハウスだということを伝えたら、今度は「俺はそこでライブしたことあるの?」って訊いてきて(GOMAはリキッドルームでレコ発ライブを行っている)。最初は事故のショックで一時的に記憶が断線してるんだと思ったんですけど、1週間ぐらい経っても治らなかったんです。
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