2015年2月23日

『新装版リファクタリング ―既存のコードを安全に改善する―』のここがすごい (「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞2015」のようす)

鹿野です。先週2月19日木曜日、デブサミ2015の一環として、「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞2015」プレゼン大会が開催されました。 事前投票により選ばれた技術書3点とビジネス書3点のノミネートの中から、観覧者と4名のゲスト審査員の投票によって大賞を選び出すためのプレゼン大会です。 オーム社からも、2014年7月に発行した『新装版リファクタリング ―既存のコードを安全に改善する―』が技術書部門のノミネートに残ったので、本書の魅力を伝えるべく、担当編集者の一人である高尾がプレゼンをしてきました。

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結果は、すでにこのブログでも速報的にお伝えしたとおり、審査員特別賞を受賞しました! 原書が15年前の発行であることや、すでに翻訳書の旧版も広く読まれていたことから、正直なところデブサミに参加されている技術者の方々からどのような評価を受けるのか心配していたのですが、togetterなどを見ても、旧翻訳版を外見も内容も可能な限り見直したことが評価いただけているようで、制作にかかわった立場としてはとても光栄です。 デブサミを主催されている翔泳社さんから贈られた立派なクリスタル楯は、オーム社7階のショーケースに飾ってあります。

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プレゼン大会で個人的に特にうれしかったのは、審査員のおひとりである桂さんからの、「見出しに英語が併記されているのが良かった」というコメントでした。 この、見出しに原語を併記するという工夫は、高尾のプレゼン中では紹介しなかったのですが、実は旧翻訳版にはなかった今回の新装版における工夫のひとつです。 「本書を読んだ後で、本書に言及している英語の本や記事を読むときに、翻訳された見出ししかわからないと読者が困る」という訳者のみなさんの意見を受けて、今回の新装版であらたに原語も挿入するようにしました。 ちなみに、こちらは旧版時から採用されているのですが、やはり原書について言及している本や記事を読むときに困らないようにという訳者のみなさんの思いから、本書では項や節の見出しがくるページ番号が原書のそれとぴったり同じになるようにレイアウトされています。 「カタログ」としての役割が翻訳版でもなるべく損なわれないようにするための、訳者陣こだわりポイントです。

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なお、「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞2015」の技術書部門でみごと大賞に輝いたのは、技術評論社さんの『GitHub実践入門』でした。 GitHubは、高尾がプレゼンでふれたとおり、すでに私たちの書籍の制作にも欠かせない存在になっています。 新たに書籍の制作に参加していただく方にGitHubの使い方を知ってもらう際に、この本を読んでみてくださいと勧めることも多く、今回の大賞にふさわしい本だと思います。

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