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通りの名前

渋谷区内には、さまざまな名前のつけられた通りがあります。
渋谷駅周辺のストリートを紹介します。
こうした通りの名前は、区がつけたものではありません。
この街を愛し利用するみなさんが呼び始めた名前が、徐々に浸透してきたものと言えます。

公園通り

丸井渋谷店付近から代々木公園に通じるゆるやかな坂道。
昭和47年、渋谷区役所通商店街(当時)が、パルコ開店を機に命名しました。

"パルコ"はイタリア語で"公園"の意味があり、また、この通りが代々木公園に通じていることからつけられました。

ハンズ通り

渋谷西武百貨店A館・B館の間から東急ハンズ前に通じる道。
井の頭通り。
通り沿いに東急ハンズがあるために名づけられました。

センター街

渋谷駅ハチ公口から、井の頭通りとBunkamura通りの間を西に進む道。
商店街の名称からつきました。
渋谷の中央だから?

Bunkamura通り

SHIBUYA109前から東急本店・Bunkamuraに通じる道。
以前は東急本店通りと呼ばれていました。

道玄坂

渋谷駅ハチ公口前から目黒区方面への上り坂。
江戸時代、和田義盛の残党、大和田太郎道玄が、渋谷氏滅亡後にこの坂に出没し、山賊野盗のふるまいをしたところから命名されました。

また、「天正日記」によると、道玄庵という寺の庵主が、徳川家康に由緒書を出していることからこの名がついたという説もあります。

ファイヤー通り

丸井渋谷店付近から岸記念体育会館に通じる道。
通り沿いに、渋谷消防署があることからこの名がつきました。

プチ公園通り

神南1丁目の、12ヵ月ビルから北谷公園に通じる道。
公園通りから1本裏に入り、公園通りに平行する通りで、小規模な店が多く、北谷公園に面していることから、"プチ"がついた公園通りとなったようです。
パークアベニューとも呼ばれています。

区役所通り

パルコPart2の裏から区役所に通じる道。
公園通りと平行して区役所に続く道なので、この名で呼ばれています。

無国籍通り

渋谷税務署横から区役所・神南小学校を通って東急ハンズ前に通じる道。
通り沿いにNGOショップがあるために命名されたようです。
通り沿いにある宇宙百貨という店の名から、コスミックスロープとも呼ばれます。
また、万国旗通りと呼ぶ人もいます。 

サンドイッチロード

スペイン坂の上からパルコパート1の裏手を進む道。
パルコパート1とパート3に挟まれているためにこの名がつきました。

スペイン坂

パルコパート1裏から井の頭通りへと下る坂道。
喫茶「阿羅比花(あらびか)」の店主、内田裕夫氏は、写真で見たスペインの風景に心ひかれ、店の内装 をスペイン風に統一していました。
昭和50年にパルコからこの坂の命名を依頼されたときには、迷わずこの名をつけたそうです。
命名後、近所の人たちも協力して、建物を南欧風にしました。

間坂(まさか)

井の頭通りから公園通りへLoft沿いに進む道。
平成元年、Loftが一般公募により命名しました。
「渋谷駅と公園通りとの間」「ビルとビルの間」「『まさか』という語呂のよさ」「『間』という漢字が人と人との関わり合いをイメージする」との理由です。

ペンギン通り

スペイン坂上からパルコパート3横を通って井の頭通りへ下りる道。
ペンギンには平和でかわいらしく、「集う」習性もあるところから、この通りに集まる人をイメージしてつけられました。
当時ビールのイメージキャラクターとして親しまれていたためでもあるようです。
愛山通りとも呼ばれています。

ランブリングストリート

東急本店裏から道玄坂上へと上る坂道。
由来はわかりません。

フィンガーアベニュー

神南郵便局前からパルコ前交差点へ上がる坂道。
由来はわかりません。

オルガン坂

井の頭通り東急ハンズ前の交差点からパルコ前交差点へ上がる坂道。
通りの周辺に音楽関係の店が多かったところから命名されたようです。
東急ハンズ前の階段がオルガンの鍵盤に見えるから、という説もあります。

美竹通り

宮益坂上から、旧東京都児童会館、美竹公園前を通り、宮下公園に通じる道。    
この周辺の旧町名が「美竹町」であったことから、地元の方々の発意により命名されました。

SING通り

オルガン坂からペンギン通りへ東急ハンズ沿いに進む道。
由来はわかりません。

コルネット通り

渋谷消防署から渋谷区高齢者ケアセンター、社会保険事務所前を通り、公園通りへと上がる坂道。
由来はわかりません。

キャットストリート

明治通り宮下公園付近から、表参道交番付近を通り、渋谷区心身障害者福祉センター付近まで進む道。
渋谷川の暗渠(あんきょ)です。
「猫の額のように狭い通り」「猫が多い」「ブラックキャッツというバンドが生まれた土地だから」という説があります。

宮益坂

渋谷駅から青山通りへ上がる坂道。
江戸時代、坂の途中にある御嶽神社にあやかって、町名を渋谷宮益町に変えたためこの名称がついたといわれます。
これ以前は、富士見坂と呼ばれていました。

オーチャードロード

東急百貨店本店から神山町へと進む道。
Bunkamuraのオーチャードホールからつけられたようです。

イエローストリート

ハローワーク渋谷付近から渋谷区役所前交差点へと上がる坂道。
フランス坂、バスティーユ通りとも呼ばれますが、由来はわかりません。