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羽衣伝説が残る神秘的な「鏡湖」 |
滋賀県の最も北に位置する余呉湖は、周囲約4.6kmの小さな内湖。三方を山に囲まれ、別名「鏡湖」とも称されるその神秘的な美しさゆえに、自然と羽衣伝説が生まれてきたのでしょう。岸辺には、天女が羽衣を掛けた、といわれる柳の木があり、大きな枝を広げています。
湖の周囲は自然豊かなサイクリングコースになっており、遊歩道や野外活動センターなども整備されています。また、ワカサギ釣りのスポットとしても知られ、冬には湖の桟橋から釣り糸を垂れる人を多く見かけることができます。
【羽衣伝説】
天女が天から舞い降り、水浴び中に羽衣を隠され、天に帰れなくなる羽衣伝説は全国に約30地域に残っているといわれています。余呉湖の伝説も、ここで紹介している他に、天女が白鳥になって舞い降りてきたもの、登場人物の名前が違うものなど、諸説ありますが、大筋は同じです。羽衣伝説に白鳥が多く出て来るのは、冬になると渡り鳥の白鳥が飛来するため、白鳥=天女という伝説が生まれていった、ともいわれています。かつては余呉湖にも白鳥は飛来していましたが、現在、見かけることはありません。 |
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地域名:湖北 |
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所在地:余呉町 |
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余呉湖(2003年10月15日撮影) |
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天女の衣掛柳(2003年10月15日撮影) |
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余呉湖全景(1982年撮影) |
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冬の余呉湖(2003年1月31日撮影) |
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冬のワカサギ釣りを楽しむ人々(2003年1月31日撮影) |
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