5月16日
「ショカツの女10 新宿西署 刑事課強行犯係」
出所した強奪犯殺害から始まる連続殺人と闇に消えた1億円の謎? 15年間の苦悩と執念が入り乱れる籠城事件!!刑事を人質にとった犯人の要求とは?

脚 本
谷口純一郎
監 督
児玉宜久
プロデューサー
深沢義啓(ABC)
渡辺良介(大映テレビ)
制 作
ABC
大映テレビ

出演
水沢礼子    片平なぎさ
大神瑞希    佐藤仁美
青野信吾    山崎裕太
柳井一郎    岡本信人
高柳信一    植草克秀
関根夕子    高橋かおり
河合洋介    長谷川純
倉田裕司    山中聡
遠藤 明     和田聰宏
立見修治    本田博太郎
畠山義信    石丸謙二郎
水沢公子    冨士眞奈美
萩尾康弘    南原清隆
          ほか

 西新宿のアパートで倉田裕司(山中聡)の他殺体が発見される。 倉田には15年前、1億円の強奪と、その逃走中に親子連れをひき逃げした前科があった。出所したのはたった3週間前。15年前の事件で奇しくも倉田の逮捕に立ち会っていた水沢礼子(片平なぎさ)は、特別な思いで捜査会議に臨む。そこには、15年前に礼子とコンビを組み、倉田に手錠を掛けた熱血刑事、高柳信一(植草克秀)が管理官として出席していた。久しぶりに同じ事件に携わることとなった二人は、立場こそ違えど、互いに事件解決への意欲を燃やす。その現れか、高柳は本来なら本庁の刑事が担当する捜査を、水沢班に任せるという異例の指示を出す。
 礼子たちはまず、倉田と揉めていたというアパートの家主、遠藤明(和田聰宏)への聞き込みから始める。遠藤は、匿名の電話で倉田に前科があると知り、別のアパートを紹介しようとして口論になったというのだが…。
 その後、倉田宛の未開封の荷物からスコップと軍手が、また倉田の体内から、死ぬ直前に飲み込んだと思われる15年前に大量生産されたプレハブ小屋の鍵が発見される。15年前に奪われた1億円は、今も行方が分かっていない。倉田はどこかに隠した1億円を、掘り出そうとしていたのか。礼子は、15年前の事件をもう一度洗い直す必要があると、高柳に捜査の拡大を要望する。ところが、高柳は「あの事件はもう終わった」と、水沢班の推理自体を即座に却下。そればかりか、本庁の刑事に秘密裏に礼子たちの動きを監視するよう命じる…。
 礼子は、15年前の高柳との違いに戸惑いを覚えつつも、管理官命令に従おうとする。だが、そんな礼子に、そして高柳に、萩尾康弘(南原清隆)ら水沢班のメンバーは反発。礼子は部下たちの意を汲んで、15年前、一緒に捜査に携わったもう一人のメンバー、立見修治(本田博太郎)を訪ねていく。
 1年前に退職をした立見は、15年前の事件には共犯者がいたという新事実を礼子たちに打ち明ける。ひき逃げされた親子のうち母親は即死だったが、当時10歳だった息子は一命を取り留め、犯人は男二人だったと取り調べの警察官に証言していたというのだ。まだ幼かった少年には、この警察官が誰だったのか記憶はなく、なぜかこの貴重な証言はもみ消されたのだという。驚きの事実を知った立見は、退職後も一人で捜査を続けていた。礼子は、そんな立見の警察官としての心意気に打たれ、高柳と対立してでも15年前の真実を見つけ出すと心に誓う。
 その後、大神瑞希(佐藤仁美)や青野信吾(山崎裕太)らの活躍で、倉田と遠藤は、実は幼なじみであることが判明。また、15年前の事件後、遠藤の父親が苦しんでいた借金が、完済されている事実をつかむ。
 一方、高柳にずっと違和感を抱いていた萩尾は、高柳に“ストーリーテラー”の異名があることを突き止める。事件を起訴にまで持ち込むため、都合のいい物語を描く者という意味らしい。「15年あれば人は変わる」。そう萩尾に言われても、なかなか受け入れられない礼子…。そんな中、立見が何者かに襲われるという事件が発生。また、業績難が続いている遠藤が長いこと手放さないでいる土地を調査した結果、現金が出てくるとの萩尾たちの期待を裏切り、なんと白骨化した人間の頭蓋骨が発掘される!!