ここでは、私達の過去の20年間に及ぶ経験を活かして、なぜ、麻原・アレフを盲信するかの原因や、その落とし穴と、その盲信からいかにすれば脱却していけるかを解説したいと思います。
まず、アレフでは、依然として、麻原彰晃を、最終解脱者・シヴァ大神の化身として絶対視しています。
さらには、麻原の関与した殺人事件についても、圧倒的な客観的事実・証拠があるにもかかわらず、「陰謀である」と主張したり、「わからない」と考えたりして、麻原を否定する理由とすることを避けています。
こうした盲信に陥る主な原因について、最初に、結論から言えば、以下の通りとなります。
まず、アレフでは、依然として、麻原彰晃を、最終解脱者・シヴァ大神の化身として絶対視しています。
さらには、
こうした盲信に陥る主な原因について、最初に、結論から言えば、
アレフの信者は、麻原の実態をよく知らない
今のアレフには、オウム真理教時代の中堅幹部程度しかおらず、彼らは麻原の実態をよく知りません。
一方、
その中で、今現在のアレフの信者は、一連の事件の後も、自分たちが信じたものが正しいと思いたい欲求や、教団の宣伝や教義に基づいて、実際ではない麻原を盲信しているのです。
また、最近勧誘される人は、
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
アレフは、麻原について「誇大宣伝」している
麻原を絶対視する理由となっている麻原の超能力は、全体として見れば、誇大宣伝の面が多々あります。
確かに、
しかし、それは
① 教団が宣伝するほど絶対的なものではなく、予言などは、ほとんどが外れており、
② そういったタイプの人は、麻原だけではなく、社会にまま存在しており、
③ 人格の完全性の証明には全くならず、彼を絶対視する理由には全くなりません。
他にも、麻原の宣伝として、空中浮揚の写真、脳波の特殊性、チベットやインドの聖者の称賛などがありますが、それらには、裏の真実があり、虚偽の宣伝といわざるをえません。
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
② そういったタイプの人は、
③
他にも、麻原の宣伝として、空中浮揚の写真、脳波の特殊性、チベットやインドの聖者の称賛などがありますが、それらには、
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ヨーガ・仏教の教えを、麻原の教えと「混同して」信じてしまう
現在アレフは、その布教・教化活動で、最初から自分たちがアレフだと明かして布教・
①
② その後に、オウム真理教事件を含めた陰謀論の話をするなどしてから、
③ その後に、アレフであることを明かして、アレフに入会させています。
この中で、ヨーガや仏教の教えによって、心身の状態が改善したり、神秘体験をする人がいます。
しかし、ここで問題なのは、それが、麻原・アレフのオリジナルの教えではなく、ヨーガ・仏教の教えであるにもかかわらず、そういった体験を他のところでしていないがために、両者を混同してしまって、麻原・アレフの恩恵であると錯覚してしまう面があります。
③ その後に、アレフであることを明かして、
この中で、ヨーガや仏教の教えによって、心身の状態が改善したり、神秘体験をする人がいます。
しかし、
アレフの修行による神秘体験を、「過大評価」してしまう
また、特に、ヨーガがもたらす神秘体験などについては、教団全体が、真の宗教的な知識が未熟なために、
その結果、本来は、麻原・アレフから自立してヨーガ・
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
教団に「自尊心」を満たされ、信じたくなる心理作用がある
アレフは、勧誘の対象となる人に対して、「真理(=アレフ)
そのため、
ただ、
その結果、客観的に見れば、誰かを「絶対である」とか「神の化身である」などと判断できるとしたら、本来、それは神の化身自身だけであるにもかかわらず、アレフから強く称賛される中で、
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
アレフが説く、「グルへの帰依の教えの呪縛」を受けてしまう
アレフの教義では、密教の教えを誤って解釈した結果として、「自分のエゴを滅するために、グルである麻原や教団の指導者に疑念を持たない、グルを絶対と見なければならない」という教えがあります。
しかし、これは、
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
「輪廻転生」を、原理主義的に盲信してしまう
アレフの教義では、「
しかし、アレフは輪廻転生を原理主義的に解釈し、「
仮に輪廻転生があるとしても、
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
「オウムの過去の犯罪の事実」を、よく認識していない
アレフでは、過去のオウム事件について、客観的には麻原・
そして、
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アレフの、「現在の違法行為・
また、「オウム事件は過去の問題で、
①
② 今後については、
→詳細は、こちらの記事をご覧下さい。
アレフの修行の一部には、「危険性がある」ことを知らない
アレフが行っているヨーガや密教の修行の一部には、一般の人がなすならば、精神的・
例えば、
実際に、
(※さらに詳細な内容は「アレフ問題の告発と対策」ブログをご参照下さい)