秋元康氏が独占手記…たかみな卒業に「僕が重荷を背負わせてしまった」

2016年3月28日8時0分  スポーツ報知
  • 高橋みなみへ「ありがとう」とメッセージを記した秋元康氏

 27日に横浜スタジアムで卒業コンサートを行ったAKB48の高橋みなみ(24)に、総合プロデューサー秋元康氏(57)がスポーツ報知に独占手記を寄せ、「よく頑張ったね」とねぎらった。

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 たかみな、卒業おめでとう。よく頑張ったね。僕が総監督という重荷を背負わせてしまったから、みんなのため、AKB48のために生きた10年間だったと思う。これからは歌手として、一人の女性として、自分のために生きてもらいたい。

 「AKB48とは、高橋みなみのことである」。フォトブック(10年9月発売)の帯に寄せた言葉だけど、たかみなの生き方自体がAKB48のコンセプトそのものという意味だ。AKB48とは、自分の夢を実現させるために努力して、その過程を見せるもの。決して器用じゃない子が、無我夢中に武骨に頑張る姿に何度も感動した。これからも歩いて行く姿を後輩たちに見せてほしい。

 初めて会ったのは、僕が審査員を務めたホリプロのタレントスカウトキャラバンだった。歌がうまくて雰囲気のある子だと思った。AKB48に入った頃も輝いていた。でも、ここまでリーダーシップを発揮できるようになるとは…。僕たちが言うことは、しょせん机上の理論。たかみなは、失敗したり、メンバーとケンカをして自分が頑張るだけじゃだめだと気付いて、一人ひとりと対話するようになった。だから、僕は発言に根拠を与えるために総監督に任命した。

 これから歌手として成功できるか、やってみないと分からない。いずれにせよ、根拠のない自信を持って一歩を踏み出さないと絶対に成功はない。歌に人生をかけて、その人生が歌にどう出てくるかだ。もちろん、プロデューサーとしてサポートはする。大事なことは、ただ一つ。やり続けることだ。落ち着いたら、まず卒業旅行に行こう。ニューヨークでブロードウェーのミュージカルを見せてあげたい。

 大黒柱が抜けてAKB48の将来を心配するファンもいるでしょう。でも、僕には不安はない。未来予想図もない。もともと、オーディションで集まった素人ばかりで始めたグループだから、いずれ第2、第3のたかみなが必ず出てくる。「どうなるんだろう」ってファンのみんなと一緒にハラハラしながら見ていたい。

 卒業したら恋愛も解禁だ。一人の女性として恋をして、結婚をして、年齢を重ねて、すてきな大人になってほしい。そして「これまでの生き方が間違ってなかった」と胸を張って言える生き方をしてもらいたい。これまで本当にありがとう。(AKB48総合プロデューサー)

AKB48
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