諸星大二郎「マッドメンの世界」原画展

1970年のデビュー以来、類まれな想像力と誰にも真似できないその独特の描線によって、「異界」を描き続けた鬼才・諸星大二郎。その代表作の一つ『マッドメン』シリーズについて、作品の舞台となる秘境パプアニューギニアへの作者の現地取材が40年越しに実現した『諸星大二郎 マッドメンの世界』(河出書房新社)の出版を記念し、取材写真も交えた同作品の原画の巡回展が全国各地で開催されている。5月5日の東京コミティア会場での開催はそのファイナルとなる。その濃密にして魅惑的な「異界」を体感できる最後のチャンスを見逃さないでほしい。

(C)諸星大二郎/佐藤健寿/河出書房新社

【主催】コミティア実行委員会
【協力】河出書房新社