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    シャープ、3000人削減を検討…年度内にも

     経営再建中のシャープが、国内従業員の約15%に当たる最大3000人規模の人員を削減する検討に入った。

     不振の太陽光事業や本社の管理部門などが対象となる見通しで、今夏にも発表する再建計画に盛り込む。シャープは業績悪化に歯止めがかからず、固定費の削減が急務で、早ければ年度内にも実施する。

     シャープは経営危機が表面化して以降、人件費を圧縮するため、2度の大規模なリストラに踏み切った。いずれも希望退職を募り、2012年度は約3000人、15年度には約3200人が退職した。

     現在も業績は厳しさを増しており、16年3月期連結決算は、税引き後利益が3000億円規模の赤字となる見通しで、一時的に債務超過となる公算が大きい。

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    2016年05月10日 17時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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