勉強のやる気がどうしても出ない。やらなくちゃいけないのに、もはや動きたくもない。このままふとんの中で寝ていたい。
そんなやる気に対する悩みは多くの人が抱いた経験があるでしょう。そして、勉強が手につかないまま、何ヶ月、あるいは何年と過ごしてしまったという人も少なくないでしょう。
ですが、やる気が出ないからといって先送りし続けてしまっても、結局損をするのは自分自身です。「後悔先に立たず」とも言いますが、早めに勉強のやる気を取り戻すための対処をするべきです。
そこでこの記事では、勉強のやる気が出ないあなたに今すぐ学習意欲を湧かせる、とっておきの解決策を準備しました。
読み終わった後には「いつやるか?今でしょ!」と、やる気がみなぎっていることでしょう。
勉強のやる気が出ない時はコレ!驚くほど学習意欲が湧く18の方法
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勉強場所の整理整頓をする
勉強のやる気が出ないという時、その原因として考えられるのが「その場所が散らかっている」ということです。
勉強をする場所が散らかっているということはそれだけ多くの物に取り囲まれているということであり、どうしても勉強以外の物事に意識が向いてしまいます。
なので、勉強をする前には、徹底的に周囲の整理整頓をする必要があります。まずは机の上から勉強に必要のないものを一切排除してしまいましょう。
そしてそれと同時に、部屋の掃除をすることも重要です。「断捨離」という言葉がありますが、余計な執着心を無くすことにより本当に重要なこと(勉強)に意識を向けることが可能となるのです。
皿洗いをする
ある哲学者はこう言いました。
「煮詰まったら皿洗いをせよ」
皿洗いのような単純作業を少しの間行うことで、知らぬ間に体が集中状態に入り、そのまま勉強を行うと高いやる気を発揮できる可能性があります。
これは、勉強のような終わりの見えにく作業ではなく、皿洗いはやり方も終わりも知っているため、自分の思い通りに行動をコントロールできるからです。
自分の思い通りに行動をコントロールできる状態のとき、人は集中状態に入りやすい傾向があるのです。
学生の方は、親御さんのお手伝いもかねて、やってみてはいかがでしょうか。お小遣いももらえて、一石二鳥かもしれません。
とにかく椅子に座ってみる
勉強をしようと思っているにも関わらず、どうしてもやる気が出ないという場合には、取り敢えず椅子に座ってみることから始めましょう。
実際に勉強をしなくとも、勉強をしているフリだけをしさえすれば、次第に机に向かうという習慣がついていきます。
机に向かってペラペラと参考書をめくってみるだけであっても、勉強をするやる気が少しでは出てくる可能性があるのです。
5分だけ取り掛かってみる
前項の「とにかく椅子に座ってみる」と似ているのですが、とにかくなんでも良いので勉強を始めてみる、という方法です。
やる気が出なくても、何でも良いので参考書やノートを開き、筆記用具を手にしてみましょう。
とにかく「フリ」でも良いので、勉強をするポーズを取り、5分間だけ体を動かしてみてください。
その行為は脳の一部である側坐核に対して電気信号として送られ刺激となり、側坐核は刺激を与えられると、興奮作用のある脳内物質であるドーパミンを分泌し神経を興奮させ、やる気を出すという効果を持ちます。
つまり、頭に勉強の内容が入っていなくても、まず行動を起こすだけで、実際にやる気を出すことが可能になるということを意味します。
またこれは逆に、行動を起こさなければ、いくらやる気を出そうとしても、効果が無いということでもあります。
長時間の勉強が必要だと考えずに、短時間でもいいからまずは行動してみようと、気楽に始めてみましょう。
立ったまま勉強してみる
勉強をやろうとしているのにも関わらず、席に座ってもやる気が出ないという場合には、逆に立ったまま勉強をしてみるというのも良いでしょう。
すると「立って勉強をする」という、いつもと違う動作によって脳が刺激を受け、脳内物質の分泌が促進され、実際にやる気が湧いてくるようになります。
またこの時、イメージとしては自分が教師や塾講師として教壇に立ったつもりになって、自分自身に対して勉強をしている箇所について説明をするようにしてみましょう。
すると、この「説明をする」という行為によって自分の頭の中が整理され、そのことについて今現在どの程度理解をしているのかということについて、客観的に認識することが可能となります。
簡単なところから始める
勉強を始める際にやる気を出す方法としては、まずは簡単なところから始めてみる、ということも挙げられます。
逆に最初から難しいことをやろうとすると、その時点で脳は挫折感を味わってしまい、結果としてやる気を出すことが難しくなってしまいます。
また、できないことを無理にやろうとした結果、勉強に否定的なイメージを抱いてしまい、机に向かうことまでも嫌いになってしまう可能性もあります。
もちろん勉強においては自分にとって難しいと感じる点を克服することは重要です。
ただし、その前に十分なウォーミングアップをし、脳のモチベーションを高めておくということが必要になるのです。
時間を区切って行う
勉強をする際には、いつまでもダラダラと時間をかけるのではなく、しっかりと時間を区切って行うようにしましょう。
長い時間ダラダラ勉強をする場合、どうしても「まだまだ時間はある」という気持ちが起こってしまい、結果として「今はまだ本気にならなくてもいいや」という考えに至ってしまうため、やる気が出ないのです。
また、この時間を区切って勉強を行う方法を応用したものにポモドーロ・テクニックと呼ばれるものがあります。
ポモドーロ・テクニックとは、短時間集中をして作業をした後短時間の休憩時間を挟むことで集中力を持続させるという方法です。
例えば、25分間勉強をしたならば、次の5分間は休憩を取るといった具合に、インターバルを組むことでやる気を持続させることが可能となります。
オススメは、25分間勉強→5分休憩・・・というのを4セット繰り返し、4セット目(つまり2時間後)に、30分間の長めの休憩をとると、やる気も集中力も持続し効率的な学習ができるでしょう。
二つ以上の勉強を並行して行う
勉強を行う際には、2つ以上の複数の異なった分野の勉強を並行して行うことにより、やる気を持続させることが可能となります。
具体的な方法としては、例えば「英語と物理学」や「国語と数学と社会」というように、全く違う分野の勉強をピックアップします。
そして、よりやる気が湧いてきた科目から勉強をスタートしましょう。すると、やがてその科目の勉強がマンネリ化し、徐々に飽きてくるということが考えられます。
もしそうなったならば、もう一つの違う分野に関しての勉強に切り替え、飽きたらまた違う科目に切り替えてと、これを繰り返していきます。
この方法を採ることにより、やる気だけでなく集中力を持続させるということも可能となります。
途中で運動をする
勉強をしていて、途中でやる気がなくなってきてしまったという場合には、軽めの運動を挟むということも良いでしょう。
適度な運動は身体の代謝を活発化し、脳に新鮮な酸素や栄養素を供給するのに役立ちます。
さらにエンドルフィンという脳内物質の分泌を促し、その働きにより疲労を回復させるということも可能となります。
ただし運動をする際には、あくまで「軽め」に抑えておくということも忘れないようにしましょう。激しい運動は逆に脳を酸欠状態にしてしまい、さらに疲労物質を蓄積させてしまいます。
栄養を補給する
勉強のやる気を持続させるという場合、脳にとって必要な栄養素を補給するということも重要です。
脳にとって必要な栄養素の内、代表的なものとしてはブドウ糖が挙げられます。ブドウ糖は、炭水化物などの糖から摂取をすることが可能です。
ブドウ糖が含まれる食べ物の代表としては、お米、うどん、パン、はちみつ、チョコ、りんご、さつまいもなどがあります。
そして、もう一つ脳に必要な栄養素として忘れてはならないのが脂肪です。
ただし一口に脂肪といってもどんなものでも良いというわけではなく、青魚などに含まれているDHAやEPA、オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸、ナッツ類などに多く含まれるアルファリノレン酸などが良いでしょう。
逆にトランス脂肪酸や飽和脂肪酸などに関しては、記憶力を低下させるなどの悪影響があるため注意が必要です。
また、脳はブドウ糖や脂肪などの栄養素を貯めこんでおくことが可能な構造にはなっておらず、供給された栄養素は次々に消費をされていってしまいます。
そのためこれら栄養素を補給する際には、少量をこまめに補給するということが重要となります。
ライバル・目標を設定する
長期間に渡って勉強のやる気を持続させるという場合に、必要となるのがライバルの存在や目標設定です。
ライバルに関しては、身近にいる人の中で「この人には負けたくない」という存在を見つけ出し、その人を常に意識して勉強をするようにします。
目標設定に関しては、ただ自分の中で目標を立てるのではなく、できるだけそれを周囲の人々に対してやSNS上などにおいて公言するようにすると良いでしょう。
公言をすることにより「失敗をしたくない」という「恥の意識」が働くようになるため、より一層勉強に対して精を出すことが可能になります。
また、周囲の人々から監視の目が注がれるようにもなるため、サボりグセを直すということも可能になります。
目標を細分化する
前項「ライバル・目標を設定する」においては、目標設定をすることの大切さについてお話しました。ただし、目標設定をする際には、それに加えて注意をするべきポイントというもの存在します。
そのポイントとは、「目標は小さめに立てる」ということです。
「全教科100点を取る」「全国1位になる」など、最初から大きな目標を立ててしまった場合、当然のことながらその目標を達成することのできる可能性は小さくなります。
つまり、それは挫折をしてしまいやすいということを意味し、もし一度の挫折によって「やる気」が折られてしまうのであれば元も子もないのです。
なので、目標を立てる際には、まずはできるだけ小さな目標を立ててみるということをオススメします。
ただし、どうしても大きな目標を立てたいという場合には、その大きな目標を細分化し、複数の小さな目標にしてしまうとよいでしょう。
最終目標に向かって小さな努力を続けていくということであれば、それはいきなり大きな目標にぶつかるというよりは簡単なことであり、小さな目標を達成するごとに小さな達成感を得ることが可能になります。
小さな目標を達成し続けていくことは「努力をすれば、それは報われる」ということを脳に学習させることが可能になり、それを続けていくことで「やる気が出やすい脳」を作り上げていくことに繋げていくことができるのです。
細分化した目標の例
大きな目標 | 全教科100点を取る |
---|---|
小さな目標 | 毎日1日3時間勉強する |
小さな目標 | 数学を5日間で勉強する |
小さな目標 | テスト3日前までに全教科の勉強を終わらせる |
小さな目標 | テストまでに練習問題を3回解く |
小さな目標 | 授業中に寝ない |
小さな目標 | 模擬テストで全教科80点以上取る |
勉強場所を変える
日によってやる気に波があり、やる気が出たり出なかったりするということがある場合には、やる気が出ない日には勉強する場所を変えてみるというのがオススメです。
勉強場所を変えるという場合、特におすすめできるのが図書館です。
図書館は誰でも無料にて利用することが可能であり、余計な騒音もなく静かです。さらに自分と同じく勉強をしている人もたくさんおりますので、他の人の姿を見て励みにするということもできるでしょう。
また、図書館以外にも、塾に通っている人であればそうした施設の自習室を利用することが可能であり、そうでない人であっても有料の自習室を利用することができます。
それ以外にも、カフェや喫茶店、ファミレスなど勉強をするのに適した施設は街に数多く存在しており、そうした場所を複数確保しておくというのも良いでしょう。
15分間の仮眠を取る
勉強のやる気が続かないという時には、短時間の睡眠を取ってみるというのも良いでしょう。
睡眠はたとえ短い時間のものであったとしても、脳の疲労を回復させ、リフレッシュさせる効果があるということが知られています。
ただし、長時間の睡眠は脳を本格的に睡眠モードに突入させ、さらに夜中の寝付きを悪くしてしまいますので、仮眠の時間はあまり長くならないようにし、15分程度にとどめておくようにしてください。
部屋の換気をする
部屋の換気をすることも、勉強のやる気を持続させるためには効果的です。
換気をすることで、室内の二酸化炭素や湿気、ホコリなどの汚染した空気を輩出し、新鮮な酸素を取り入れ、適度なリフレッシュ効果を与えてくれます。
特に、窓を閉めっぱなしにしやすい冬場などの、空気が部屋にこもりがちな時期はおすすめです。
換気のタイミングは、2時間に1回、時間は5分ほどを、休憩も兼ねてやるようにしてみるといいでしょう。
一日10分だけでもやってみる
同じくどうしても何をやっても勉強のやる気が出ないという時には、1日あたり10分でも良いので勉強をするようにしてください。
1日10分だけの勉強であっても、それを長期間に渡って続けていけば大きな積み重ねとなります。
例えば1日10分間の間に3つの英単語を覚えるだけであっても、一ヶ月では90個の単語を覚えることができるようになります。
もちろん受験生などの場合には1日10分ではとても勉強時間が足りませんが、社会人などにおいて、空いた時間に勉強をしているという人にとってはおすすめの方法です。
自分へのご褒美を用意する
「報酬」を設定しておくことに、より困難を乗り越えるだけのやる気を出すことが可能です。
自分へのご褒美は、「一日頑張ったらチョコ」、「一週間頑張ったらケーキ」、「一ヶ月間頑張ったら焼肉」というような期間や、あるいは「数学で80点以上」「偏差値60以上」のような試験の結果などに応じて設定をしておくと良いでしょう。
またそれと同時に、時には「勉強をせず休憩を取る日」も設定をしておくと、長期的な視野でスケジュールが立てられるのでオススメです。
睡眠時間を確保する
長期間に渡ってやる気を継続させるためには、脳のコンディションを良い状態に保つ必要があります。
そして、脳のコンディションを保つのに最も重要な要素となるのが、「睡眠」です。
睡眠時間は一概に長ければ良いとは言い切れませんが、それを差し置いても現代の日本人の睡眠時間は短すぎると言われています。
一般的には7〜8時間程度が良いとされ、最低でも6時間は必要であるということが知られています。
多くの場合、睡眠時間がそれより短いという場合には、さまざまな形で脳のパフォーマンスが低下をしていくこととなります。
まとめ
勉強のやる気が出ない時はコレ!驚くほど学習意欲が湧く18の方法
・勉強場所の整理整頓をする
・皿洗いをする
・とにかく椅子に座ってみる
・5分だけ取り掛かってみる
・立ったまま勉強してみる
・簡単なところから始める
・時間を区切って行う
・二つ以上の勉強を並行して行う
・途中で運動をする
・栄養を補給する
・ライバル・目標を設定する
・目標を細分化する
・勉強場所を変える
・15分間の仮眠を取る
・部屋の換気をする
・一日10分だけでもやってみる
・自分へのご褒美を用意する
・睡眠時間を確保する
やる気が出ない時に、一番やってはいけないのは、やる気が出ないからと何もしないことです。
お伝えした中で、あなたに合った勉強のやる気を出す方法を見つけて、試してみましょう。
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