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【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!

[2015.12.29公開]
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(25日ライブより)

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2010年5月の『FUNKASTiC』以来、約6年ぶりのオリジナルアルバムとして、2016年1月20日にリリースされるスガシカオ通算10枚目のフルアルバム『THE LAST』。東京・大阪・福岡で開催されたライブツアー『THE LAST』は、このアルバムの先行生ライブ試聴会も兼ねたものとなった。

今回のツアーを締めくくるのは、12月25日、26日と2日間にわたる東京公演。1日目が「ACOUSTIC NIGHT」、2日目が「FUNK PARTY」と銘打たれ、演出が異なる内容となっており、WWSチャンネルでは最終日の様子をレポート!

(取材/文:大坂晃典)
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(26日ライブより)
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(26日ライブより)

ステージ背後には縦3m×横4.5mの巨大スクリーンが現れ、ライブが始まると、曲にあわせてリリックビデオが大きく映し出される。発売前のアルバム曲は、誰もが初めて耳にする新鮮な音なのはもちろん、スタイリッシュにデザインされた歌詞がスクリーンからあふれ出し、目からも情報が飛び込んでくる。

立て続けに3曲披露すると、最初のMCへ。「新曲にいちばん最初に触れるのって1回きりのことだからサプライズがしたかった」という言葉の通り、リリックビデオの効果は、確かに大きなインパクトがあった。そして、ここまでの3曲はニューアルバムの1曲目〜3曲目と同じとのことで、これもちょっとしたサプライズと言えるかもしれない。

今回のニューアルバム制作にあたっては、My Little LoverやMr.Childrenの生みの親である小林武史をトータルプロデューサーに迎えたこと、また「今回のアルバムはJ-POPをやらなくていいから」と言われ、吹っ切れた曲づくりができたといったエピソードも語られた。そして次の曲は、そんな吹っ切れた曲の頂点とも言えるナンバー『愛と幻想のレスポール』。ハイテンションなファンクサウンドに、本人曰く「放送はできないかも…」というちょっと過激な歌詞が相まって、初披露でありながらもオーディエンスからは大きな歓声があがり、予想以上に盛り上がった。もちろん、過激な歌詞も全部スクリーンに映し出されて、会場はライブならではの高揚感であふれていた。

その後、ハワイやロンドンに音楽武者修行に行った話を披露。ハワイで知り合い、レコーディングなどを通して親友になったベーシスト・スティーブが、STAGE4のガンになってしまい見舞いに行った話となり、その時に書きなぐったメモから生まれた曲が『真夜中の虹』。現実を前に自分に何ができるか…そんな気持ちをえぐり出して刻み込んだかのような曲だ。

続く『アストライド』も人の欲望や心理をグサリと突いてくる曲。本音でぶつかってくる等身大のスガがオーディエンスに挑むかのように問いかけてくる。ここまでの7曲は、いずれも音の心地よさだけでなく、聴く側の心に直接入り込んでくる力のある詞が伴っているものばかり。最新型のスガシカオの世界観が詰まったアルバムのリリースが今から本当に待ち遠しい。

そしてステージは第2部となるFUNK PARTYへ。ファンならずともなじみの深い『あまい果実』のイントロフレーズが流れると、早くもオーディエンスはヒートアップ。間奏の合間にはスガもギターを抱えたままオーディエンスに大接近!続いての曲もデビュー当初のナンバー『ドキドキしちゃう』。古くからのファンからはどよめきのような歓声が。『19才』ではオーディエンスもサビで大合唱。スガも限りなく客席に近づき、オーディエンスにマイクを向ける。会場は上下に揺れ、すごい数の腕が一斉に客席からあがる。

「今年はレコーディングばっかりしてたから世の中の流れとかまったくわかんないんだけど、アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!来年いよいよデビュー20周年イヤーがスタートするよ!でも、年数じゃなくてどれだけ中味の濃いことができたかだと思っているので、これからも素晴らしい曲を作り続けたいと思います」

ここからは間髪入れず、ヒットメドレーのように次々のおなじみの曲が展開。どの曲もイントロだけでオーディエンスからは歓声があがるが、こうして改めて耳にするとスガの曲はいずれもイントロからインパクトのあるフレーズが展開されていることがよくわかる。「愛おしい、この今という時間をFUNKで埋め尽くそうではありませんか!今年出会った最低な奴ら、最低だったこと、みんな今日は置いてってくれよー!」この叫びを機にバンドメンバーもステージ最前に飛び出し、ステージのクライマックスを盛り上げる。

「FUNKってジャンルじゃないだぜ。みんなの気持ちがFUNKになるんだ」スガのメッセージに応えるように、ステージ間近のエリアはモッシュ状態に。『したくてたまらない』『91時91分』『イジメテミタイ』といった鉄板のファンクナンバーで、瞬く間に第2部のFUNK PARTYは締めくくられた。
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(26日ライブより)
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(26日ライブより)
アンコールでは、メンバー全員がツアーTシャツで登場。「思い残すことがないくらい(今年は)充実していました。今年最後なので代表曲を」と『Progress』を披露。そしてバンドメンバー全員がオフィシャルサングラスをかけてからの『午後のパレード』。いよいよツアーの最終日であり今年のライブもこれで最後というタイミング。

ここでスガが発した言葉が「終わるのいやだなー。すごくいやだ。すごくいやだ。いきなり年末感が来たよ」。名残惜しそうにしている姿がとても印象的だった。キラキラと輝くミラーボールの光の中『午後のパレード』と『コノユビトマレ』が流れる間、オーディエンスはきっと、このライブツアーのラストに立ち会えたことと、年明けにはニューアルバムが届けられるという満足感に満たされていたはずだ。

アンコール2曲が披露され、メンバーがステージ袖に戻った後も拍手は止まず、再度スガはステージに登場。「うるさい曲演ると、どんどん続いちゃうからね」と文字通り最後に披露したのは、この季節にピッタリの『Cloudy』。スガのアコギとキーボード、そしてチェロの音色でしっとりと、そして贅沢に2015年のラストステージは締めくくられた。
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(26日ライブより)
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(25日ライブより)
<第1部>先行生ライブ視聴会
M1.ふるえる手
M2.大晦日の宇宙船
M3.あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ
M4.オバケエントツ
M5.愛と幻想のレスポール
M6.真夜中の虹
M7.アストライド

<第2部>FUNK PARTY
M1.あまい果実
M2.ドキドキしちゃう
M3.19才
M4.Happy Birthday
M5.LIFE
M6.赤い実
M7.Re:you
M8.はじまりの日
M9.Loveless
M10.アイタイ
M11.青空
M12.したくてたまらない
M13.91時91分
M14.イジメテミタイ

EN1.Progress
EN2.午後のパレード
EN3.コノユビトマレ
EN4.Cloudy
【ライブレポート】スガシカオが発売前のニューアルバムの生試聴ライブツアーを開催!「アルバムができたからきっといい年だったんだと思います!」
(25日ライブより)
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スガ シカオ オフィシャルサイト
http://www.sugashikao.jp

スガ シカオ Twitter @shikaosuga

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