19日
12時41分
0分46秒
年金給付「新ルール」で支給額3%減、厚労省が試算
厚生労働省は年金制度改革法案に盛り込まれた給付を抑制する新たなルールが過去10年間で適用されていた場合、現在の支給額より3%減るという試算を公表しました。
政府は、今の国会で、物価が上がっても賃金が下がれば年金の支給額を減らす新たなルールを盛り込んだ年金制度改革法案の成立を目指しています。
厚生労働省は、新たなルールが仮に過去10年間で適用された場合の試算を公表しました。それによりますと、国民年金の支給額は、現在受け取っているよりも3%、月2000円減ると見込まれるということです。一方で、現役世代が将来受け取る年金は7%、月5000円増加するということです。
厚労省は新たなルールについて、「現役世代が将来受け取る年金水準を確保するため」としています。(17日22:42)