町　長　コ　ラ　ム　　 　　　〜夢を育む元気なまちへ〜

第１２４回　「三重県の明和町と災害相互応援」　　（平成２５年１月３０日）

明和町は国内で唯一同じ町名の、三重県明和町と災害時には相互応援しようと覚書の調印を交わしました。 　平成11年に友好交流提携を結んで、スポーツや文化、産業で幅広い交流事業実施してきましたが、災害時の相互応援の取り決めが無いので改めて調印をしたものです。 　私は友好交流を結んであるので、災害時には相互に応援するのは当たり前。あえて新たに調印しなくても・・・と思いましたが、調印する事により更に強い絆で「安全・安心の町づくりに繋がる」として今回の調印になりました。 　調印時の私の挨拶（要旨） 　群馬・三重県の明和町の災害時の相互応援に関する覚書調印式にあたり一言ご挨拶を申し上げます。三重県明和町中井町長、北岡議長様をはじめ、関係職員の皆さん、本日は遠方よりご苦労様です。 　さて、平成１１年６月に国内で唯一同名の町として友好交流を提携し、教育・文化・産業・スポーツ及び観光など幅広い交流事業を実施してまいりました。 　昨年８月に行われたスポーツ交流事業では私どもの明和ミニバスケットボールクラブが訪問し、大変お世話になりありがとうございました。 　一昨年の東日本大震災を契機に町民が防災に対する意識が高まり、我が町でも地域防災計画の見直しを行うなど、消防、防災対策の充実に努めているところです。 　このような中、三重県明和町長様より友好交流提携の趣旨に基づき、地震などの大規模な災害時の相互応援に関する提案を頂きましたことを契機に、防災意識の一層の強化を図るため覚書を締結することになりました。 　お互い大変遠距離にあるため、同時に両町が被災しにくい。どちらかが応援できるので、安全で安心して住める町づくりの一助になればと思います。 　両町の今後のさらなる発展を祈念しご挨拶といたします。 　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　中井町長と固い握手

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