相双リテック・菊沢投手「勇気与えたい」 ヤクルト入団合意

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ヤクルトと仮契約を結び、鳥原チーフスカウトに帽子をかぶせてもらい笑顔を見せる菊沢投手(左)=14日午後、いわき市

 プロ野球ドラフト会議でヤクルトから6位指名を受けた軟式チーム「相双リテック」の菊沢竜佑投手(28)=秋田市出身=は14日、いわき市で球団と入団交渉を行い、仮契約に調印した。契約金1000万円、年俸600万円(金額は推定)、背番号35番で合意した。

 仮契約後の記者会見で、菊沢投手は「若い背番号を頂き、期待に応えたい。自分が活躍する姿で勇気を与えられる選手になりたい」と晴れやかに語った。

 ヤクルトによると、菊沢投手は、同球団のドラフト獲得選手として最年長。ヤクルトの鳥原公二チーフスカウト(62)は「優勝を狙うチームの即戦力として指名した」と話し、菊沢投手は「与えられた場面、役割で必死に頑張りたい」と誓った。

 菊沢投手は、183センチ、85キロで、右投げ右打ち。12月8日にヤクルト本社(東京都)で入団会見を行い、来年1月上旬から新人合同自主トレーニングを始める。