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    魚沼市長に佐藤氏…現職破る、新庁舎見直し訴え

    • 当選を決め万歳をする佐藤氏(中央)(4日午後9時3分、魚沼市佐梨の事務所で)
      当選を決め万歳をする佐藤氏(中央)(4日午後9時3分、魚沼市佐梨の事務所で)

     魚沼市長選は4日、投開票され、新人で前市議の佐藤雅一氏(65)(無所属)が、現職の大平悦子氏(60)(無所属)を破って初当選した。投票率は67・90%(前回72・34%)だった。

     佐藤氏は、最大の争点とした新庁舎建設問題で、市が進める延べ床面積1万平方メートル、想定事業費50億円の計画を「子ども、孫の世代にまでツケを回す」などとして批判し、約30億円での建設を訴えた。市議6人の支援を受け、街頭演説を重ねて支持を広げた。佐藤氏は当選を決め「魚沼の再起動だ。市民の皆さんと一緒になって新しい魚沼をつくっていきたい。みなさんの幸せのために尽くしたい」と喜びを語った。

     大平氏は、2期8年の実績を掲げ、1期目の公約「新庁舎を建設しない」を翻した新庁舎建設は市民の使いやすい施設整備などを主張して理解を求めたが、支持が伸び悩んだ。

    2016年12月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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