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阿里山森林鉄道、新たな土砂崩れ発見 年末の全線開通断念/台湾
【観光】  2015-10-05  16:42
(嘉義 5日 中央社)阿里山森林鉄路は3日、2009年から復旧作業が行われていた区間で新たな大規模土砂崩れが起きたとして、今年12月25日に予定していた約6年ぶりの全線開通を断念すると発表した。

同鉄路は、2009年8月に台湾を襲った台風8号の影響で全線運休。その後段階的に復旧したものの、奮起湖―神木間は現在も不通となっている。

土砂崩れは不通区間で発生した。台風21号の影響とみられる。関係者によると、2カ所で軌道などの流出が確認され、現場周辺は地盤が不安定な状態が続いているという。林務局嘉義林区管理処では今後天候が落ち着き次第、復旧に向けて取り組むとしている。

(黄国芳/編集:齊藤啓介)
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