自動的にサイトのキャッシュを作成して表示速度を劇的に早くする、プラグイン「Quick Cache」
WordPressはアクセスがあるたびにデータベースから情報を読み出してくる仕組みになっているので、アクセスが多いサイトやデータ量が多いサイトは、読み込み速度がどうしても遅くなってしまいます。「Quick Cache」は、自動的にサイトのキャッシュを作成して、表示速度を劇的に早くするプラグインです。簡単に設定でき、マルチサイト機能にも対応、ユーザビリティアップ、と入れておいて損のないプラグインでしょう。
★ Cache関連のプラグインは複数インストールできません。もし他にインストールしているプラグインがあるなら、アンインストールしておきましょう。
◆「Quick Cache」のインストール
「プラグイン」>「新規追加」をクリック。
検索で「Quick Cache」と入力し「プラグインの検索」ボタンをクリック。
「Quick Cache(A WP Super Cache Alternative)」の「詳細」をクリック。
「いますぐインストール」ボタンをクリック。
「Quick Cache」の「プラグインを有効化」をクリック。
有効化すると、ダッシュボードのサイドバーに「Quick Cache」の項目とダッシュボード右上に「Clear Cache」ボタンが追加されます。続けて「Quick Cache」を設定していきましょう。
◆「Quick Cache」の設定方法
「Quick Cache」>「Config Options」(もしくは、プラグイン「Quick Cache」のSettings)をクリック。
「Quick Cache Options」画面が表示されます。
「Quick Cache( On/Off )」項目を On(Enabled)にします。以上で基本的な設定は終了です。最後に「Save Changes」をクリックするのを忘れないように。
◆「Quick Cache」の実装確認
いつも通り実際のサイトにアクセスします。すると、サーバではWordPressをインストールしたフォルダ配下のwp-contentフォルダ内に advanced-cache.php というキャッシュファイルが作られます。
2回目のアクセスからはこのキャッシュファイルにアクセスし、読み込み時間を短くする仕組みです。データが多いサイトほど劇的に早くなったと感じられるでしょう。
初期設定ではログインユーザは毎回データベースから読み込むように設定されています(ログインユーザだけは速くなったと感じることはありません)。このままにしておきましょう。
初期設定ではキャッシュの有効期限が3600秒(1時間)になっています。ですので、同じクライアントから1時間以内に再びアクセスがあると、古いキャッシュを見てしまう場合があります。閲覧者のために、アクセス数が多いサイトや頻繁に記事を更新するサイトなら、ダッシュボード右上の「Clear Cache」ボタンをクリックして手動でキャッシュをクリアしておくとよいでしょう。
Quick Cacheをインストールいて有効化したんですが
左タブに設定画面が出てきません。
Quick Cacheを編集してくても出来ないんですが
理由がおわかりならご教授下さい。
>> hayato さん
コメントありがとうございます。
chche関係のプラグインは重複して入れられないとか、
Quick Chche と相性の悪いプラグインが入っているとか、
原因となりえそうなことはいくつかありますが、
一番可能性が高そうな気がしているのは、PHPでしょうか。
お使いのサーバのPHPのバージョンはいくつでしょうか?
Quick Cache は、PHPv5.2以上でないと動かないようです。
一度確認してみてください。