カラスヤサトシのでかけモン


K=カラスヤ I=担当I倉

Q1
この「でかけモン」という作品企画立ち上げのいきさつを教えてください。
A1
K:観光地とかでない町を、ふらふら歩いてみたいなと思って。
そんなとき、芳文社さんから、何かやりたい企画はないか、と聞かれて。
毎回どんな旅だったか一言でまとめて、次回はそのキーワードにちなんだ駅に行くという、しりとりをしながらの連載でした。

I:本当に何んでもない町ばかりでしたが、カラスヤさんが降り立った途端にカラスヤワールドに染まってましたよね。
Q2
取材した22カ所のうち、特に印象に残っている町はどこですか?
A2
K:海神と生麦。森と海が適度に近くて、住みたい感じの町でした。
生麦はずっと行きたかった場所だったので、今回行けて良かったです。

I:なのに次の駅を決めるしりとりで、どうやっても生麦を連想できない言葉を持ってきた時には、「この人本当に何も考えてないんだな」と思いました。
K:あの時は本当に何も考えてませんでした。
Q3
取材に出かける時の七つ道具はありますか?
A3
K:カメラ、メモ帳、はら薬、替えのメガネ、プリントアウトした付近の地図、お茶。
あとペン入れたら7つ。

I:替えの…、メガネっ!?
K:予備です。メガネに万一のことがあったら、メガネ族は身動きとれませんので。
Q4
あとがきとして考えてくれたポエム(※)は本当にイタかったですが、取材中のイタかったエピソードは?
(※カラスヤさんが深夜、真面目に考えたあとがき文章。とても詩的だったがイタすぎたためボツに。COMICS JUNKUDO 津田沼店の特典メッセージペーパーに完全収録される予定)
A4
K:毎回5時間〜6時間は歩き回ってたんで、坂の多い町とかだと、足がパンパンのガクガクになりました。
ヤンキーの落書きは7割がたイタかったですが、私も人のこと言えません。
I:本当にね。
ポエム
Q5
取材中に陥った最大のピンチは?
A5
K:寝過ごすわ、電車が遅れるわ、カメラの充電切れるわ、なぜか小トラブルが続き、収拾つかず、結局2回取材しにいった、ことくらい。小伝馬町。
I:うーん、もっとヤバいピンチはなかったんですか。
K:原稿ギリギリでやばい、のなら何回かあったかも。
I:何度も、ありましたね!
Q6
取材中、運命の出会いはありましたか?
A6
K:女子学生に、放課後の見回りしてる先生に間違われた。生麦。
I:真っ昼間にいい年した男性がふらふらしてたら怪しいですもんね!
Q7
コミックスには描き下ろし4コマの他に写真をたくさん使いましたが、
写真とイラストを組み合わせるというのは今回が初めてですか?
A7
K:どっかで一回やったような。ここまでがっつりやったのは初めて。
I:取材で撮影したデジカメ写真をzipファイルに圧縮するところから手取り足取り教えたのは初めてでした。解凍ソフトくらいインストールできるようになってください!
K:世界はアナログの時代に戻るべきだと思います。
遊具
Q8
もしカラスヤさんがデートに行く機会があるとしたら、どんな町に行きたいですか?
A8
K:しょぼい遊園地みたいなのがある街に行きたいです。
あと、入場料100円とかの博物館みたいなとことか。

I:デートを成功させる気がないようです。
だから彼女ができないんですよ〜。

K:お洒落な街に行った方が、失敗するのが目に浮かびます。
Q9
まだ行ってみたい町や場所はありますか?
A9
K:仏子とか、百合丘とか、ひたち野うしくとか。名前が気になるので。
できれば全国編でやりたかったが、予算と時間がなくて。

I:そういう所に付き合ってくれる彼女が出来るといいですね…。
Q10
仕事場の様子を教えて下さい。
A10
K:私より年上の机をずっと使ってます。実家から持ってきたやつ。
椅子にくくりつけてる手ぬぐいで、ペン先をぬぐいます。
仕事場

I:辞書の上に乗っている、表彰台のようなものは一体…!?
この机で数々のキモかっこ悪い漫画が生まれているんですね!
Q11
漫画を描く時の七つ道具はありますか?
A11
K:日本字ペン、筆ペン、消しゴム、物差し、鉛筆、鉛筆削り、原稿用紙。
これさえあれば、どこでも完成原稿まで描けます。

I:物差し、使っていたんですね…。
K:失敬な!でも枠線にしか使ってませんが。
Q12
読者の方へメッセージをお願いします。
A12
K:読んで楽しんでいただけたら幸いです!
I:あなたの街も載っているかも!?ぜひお手に取ってみてください!