西沙沖で「航行の自由作戦」=中国の海洋進出けん制-米軍

米海軍のイージス駆逐艦「チェイフィー」=2009年3月、韓国(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米海軍のイージス駆逐艦「チェイフィー」は10日、中国が実効支配する南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島付近を航行した。中国による過剰な海洋権益を否定する「航行の自由作戦」の一環。米海軍筋が明らかにした。
 同筋によると、チェイフィーは中国が造成した人工島付近を航行したが、人工島から12カイリ(約22キロ)内には入らなかった。中国は人工島周辺12カイリ以内を「領海」と見なしている。トランプ政権発足後、南シナ海の係争海域での航行の自由作戦は4回目とみられる。(2017/10/11-06:13) 関連ニュース

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