2004年10月23日

海老沢会長の息子がNHKに入局したいきさつ   日刊ゲンダイ

 確かにどこの会社だってそうですね。のみならず政界官界芸能界ヤクザの世界においても。コレじゃあ階級固定化した社会じゃない?




 プロデューサーの制作費着服から始まったNHKへの集中砲火。バッシングはいまだ衰えず、週刊誌を中心とした批判が続いている。

 そんな中でも面白かったのが、週刊現代の「NHKのカネとウラ」だ。同誌はこの中で、海老沢会長の二男・洋氏がNHKに勤務していることを皮肉たっぷりに伝えている。

〈NHKの内定者を見渡すと東大、京大や早慶などの有名私大卒ばかりが目立つ中、洋氏は石巻専修大学を卒業後の93年にカメラマンとして入局している〉

 石巻専大は学校法人専修大学が89年、宮城県石巻市に開いた大学で、大手予備校の調べによると偏差値は40台前半。放送技術などを教える学科は特になく「東京のテレビ局に就職したのは過去に1人だけ」(大学広報部)だそうだ。この「1人」が洋氏を指すのは言うまでもない。

 テレビ関係者によればNHKの採用試験は公募制を採っているが、内実は“指定校制”で、無名校は書類選考の段階でハネられるという。

 ちなみに洋氏が入局した93年といえば、関連会社の社長として出向していた海老沢氏が専務理事としてNHKに“復活”した年だ。

「洋氏を含めて海老沢氏には3人の子供がいます。最新の紳士録によると、長男は早大理工学部を出て東電勤務。長女も学習院大を出て東急文化村に勤めている。NHKに入ったのは地方大出の洋氏だけ」(事情通)

 入局の経緯について、周囲から疑いの目を向けられるのは当然だが、海老沢会長はかつて月刊誌のインタビューで息子のNHK勤務について聞かれると「どこの会社だってそうでしょう」と答えたという。

「冗談じゃありません。今時、自分の子供をフリーパスで入社させるなんて、時代遅れのオーナー企業でしかあり得ない。まして、公共放送ではあってはならぬこと」(経営評論家)

 海老沢会長が局内に郷里・茨城の出身者だけを集めたグループをつくっていたのは有名な話。それに加えて、自分の息子までとなれば、“身内意識”もここに極まれりだ。


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「エビジョンイル辞めろ!」NHK集金スタッフ反乱【メガヘルツの肥やし】at 2004年10月23日 21:19
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます!
他の記事も読みましたけど、おもしろいですね〜。
たびたび見回りにきます。
Posted by ハコフグマン at 2004年10月25日 19:44
トラックバックありがとうございます。
エビジョンイル…。すごい名前ですね。
ナベツネを上回るニューヒール誕生で
盛り上がりそうですね!
たびたびよらせていただきます。
Posted by ハコフグマン at 2004年10月25日 19:46
すてき
Posted by 匿名 at 2016年03月16日 04:40