両陛下、植物特別展へ=博物館勤務の眞子さまが案内

特別展示「植物画の黄金時代」で秋篠宮家の長女眞子さまの説明を聞かれる天皇、皇后両陛下=2日午前、東京・丸の内(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は2日午前、東京都千代田区にある博物館「インターメディアテク」を訪れ、植物画と植物標本を組み合わせた特別展示「植物画の黄金時代-英国キュー王立植物園の精華から」を視察された。同博物館に特任研究員として勤務する孫の眞子さまも案内した。
 天皇陛下が2019年4月末で退位する案が1日、皇室会議で了承されており、皇居外での初の公務となった。
 18世紀に描かれたチューリップの絵の前で、陛下が「(画家は)植物のこともいろいろ知っていたわけですね」と尋ねると、眞子さまが「植物学者のアドバイスをもらいながら描いていたのだと思います」と説明。別の絵の前では、眞子さまが皇后さまに「こちらはフランスの影響を色濃く受けています」と話し掛けた。
 モルモットの毛皮も展示されており、その前で眞子さまが「父(秋篠宮さま)が食べるのが好きで」と紹介すると、陛下が「そうなの」と驚いた様子で答える場面も。皇后さまと眞子さまは時折、笑顔でやりとりしていた。(2017/12/02-12:04)

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