菅元首相 寂しすぎる復活当選
2014年12月15日 11時00分
民主党の菅直人元首相(68)は東京18区で自民党前職の土屋正忠氏(72)に敗れ、比例代表の最後に滑り込みで復活当選。2年前の前回衆院選でも小選挙区で敗戦→比例復活で、2回連続で“不人気”ぶりを露呈した。
私邸で伸子夫人(69)と開票結果を見守った後、日付が変わった15日午前2時55分ごろに、ようやく当確。3時すぎに府中市内の選挙事務所で会見に応じた。覇気がなく、カメラマンのシャッター音に声がかき消される。「私としては何としても小選挙区で勝ち抜いて、自民党の1議席を削り取りたかった。結果として、それができなかった。大変申し訳ない。私自身に対して十分な支持を頂けなかった。私の責任」と事実上の完敗を認めた。
恒例の万歳もない、寂しすぎる復活当選。あまりの元気のなさに体調不安の声も聞かれたが、菅氏の関係者は「今回、200回以上演説してきたので、疲れが出たのでは。体調は問題ない」と一蹴した。
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